Room☆P

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白夜の花祭り/007

2010年07月29日 01時11分39秒 | JET STREAM

 2010年7月28日(水)     提供 /JAL

♪ マルコとイレーヌ  ミシェル・ルグラン=ジャック・ドゥミ

♪ Gift from GOD  小野塚晃

O0300019510222871379800pxmetso_4450pxfree_travel_shirt_tampereen_mu  タンペレは、ネシ湖とピュハ湖、二つの湖に挟まれた、フィンランド第二の都市です。この街が作られたのは、18世紀後半。自らオペラの台本も書いたという、グスタフ3世によって、建設されました。このタンペレで、今週の金曜まで、フローラルフェスティバルが開かれています。今年で27回目を迎えるという、この花の祭典、街の中央広場には、26mの観覧車が回り、この1週間、街には、サンバやタンゴといった、南米のリズムがこだまします。北欧の街で、南米の音楽を聴くのも、不思議な気分です。このお祭り、訪れた者を、もっと不思議な気分にさせることがあります。実はこの時期、ここ、タンペレは、夜の8時を過ぎても、まるで、昼間のような明るさ。この、フローラルフェスティバル、白夜の花祭りなのです。お祭りというと、夜の闇と、キラキラした電飾が織りなす、どこか妖しい、影絵のようなイメージがありますが、このお祭りには、そんな雰囲気はありません。いつまでも、抜けるような青空と、美しい花々に彩られた、時間が続いて行く、そんな明るい時の流れに、不思議なめまいさえ覚えます。そういえば、ここは、あの、ムーミンが生まれた街。タンペレの市立図書館には、ムーミン博物館があります。トーベ・ヤンソンという、一人の女性が作りだした、ムーミン谷、その明るいファンタジーの世界は、この白夜の花祭りを訪ねてみると、一層、良く分かることでしょう。

♪ ノーバディ・ノーズ・ザ・トラヴェル・アイヴ・シーン/ノー・ウーマン・ノー・クライ  モンティ・アレキサンダー

サウンドグラフティ               Stevie Wonder No.3 

  ♪ I Wish

  ♪ Don't You Worry 'Bout A Thing

  ♪ Ribbon In The Sky

♪ ファンタンゴ  リーブ・アルパート

007_connery007_lezenby007_moore007_dalton007_brosnamAflo_007    1962年に、第一作、007は殺しの番号、が公開されいる、無敵を誇ったジェームズ・ボンドが、今、危機を迎えています。シリーズ第23作目を作る為の資金が、なかなか調達できず、撮影スケジュールも、無期限延期が発表されたからです。まさに、007は危機一髪、というところです。そんなご心配のファンに、朗報があります。ジェームズ・ボンドの原作を管理する、イアン・フレミング財団が、この度、シリーズ最新作を発表することになりました。実は、ジェームズ・ボンドの小説は、原作者のイアン・フレミングが死んだ後も、4人の作家によって、書き継がれています。今回、財団が執筆を依頼するのは、アメリカ人の、作家としては、2人目になる、ジェフリー・ディーヴァー。デンゼル・ワシントンが主演した映画、ボーン・コレクターの原作者で知られる、今、アメリカを代表する、スリラー作家の一人です。ディーヴァーは、昨年、優れたスリラー小説に与えられる、英国推理作家協会の、イアン・フレミング・スチール・ダガー賞を受賞。これが縁となって、007シリーズを書くことになったそうです。既に、ディーヴァーは、この新作に着手しており、ジェームズ・ボンドが、活躍する舞台は、現代、3ヶ国か、4ヶ国、異国の地を巡る、冒険となる予定だといいます。来年の5月には、全世界で出版されるそうで、まだまだ、007シリーズは、永遠に不滅のようです。

♪ ウェスト・コースト・ブルース  リー・リトナー