2010年6月30日(水) 提供 / JAL
♪ 孤独なバレリーナ マントヴァーニ・オーケストラ
♪ レイトリー Saya
エアギターや、サウナ我慢大会と、ユニークな世界選手権が開かれることで有名な、フィンランド。その真ん中にある、ソンカヤルヴィという、人口5千人ほどの、小さな町で、今週の土曜、奥様運び世界選手権大会が開かれます。この、奥様運びとは、男性が、女性を、どんなスタイルでも良いから、背負い、全長250m程の、障害物コースを走り抜ける競技。1997年に始まってから、今年で、13回目を迎える大会です。世界選手権と銘打つだけあって、昨年は、12ヶ国、44組が参加しています。この奥様運び、この地方を根城にしていた、伝説的な山賊、ロスヴォ・ロンカイネンの精神を、今日に伝えようというのが狙いとか。そもそも、この地方では、昔は、自分のお嫁さんを、略奪する風習があったそうです。女性の担ぎ方は様々、肩車に、おんぶ、お姫様だっこと、日頃の夫婦愛を感じさせるスタイルで、坂あり、ハードルあり、水たまりありという、難コースに挑みます。最も早いといわれるのが、女性が男性の首を、足で挟みこんで、そのまま、背中に逆さまにしがみ付く、エストニアスタイル。バルト海を越えてやって来る、エストニアのチーム、このスタイルで、11年、連覇を成し遂げています。担ぐ女性は、軽い方が良いと思うでしょうが、賞品は、なんと、女性と同じ重さの、ビール。はたして、担ぐ奥様は、重い方が良いのか、軽い方が良いのか。因みに、昨年優勝した奥様の体重は、49㎏だったそうです。
♪ マルコシーニョ デイヴ・バレンティン
サウンドグラフティ NAT KING COLE No.3
♪ アヴァロン
♪ スターダスト
♪ テンダリー
♪ フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン
♪ 悲しいほどのムラサキ 村松健
ワイキキビーチを、ダイヤモンドヘッドに向かって、しばらく歩くと、海岸線沿いに、AQUARIUMという文字を、屋根に乗せた、黄土色の建物が見えてきます。ハワイの歴史ある水族館、ワイキキ水族館です。オープンしたのは、1904年といいますから、今から100年以上も前。アメリカにある、公立の水族館としては、3番目に古い物です。ワイキキのざわめきを避け、のんびり、熱帯魚のいる、水槽を眺めるのも楽しいですが、6月から8月に掛けて、ちょっと素敵なイベントがあります。隔週木曜日に開かれる、サマーコンサート、ケ・カニオ・ケ・カイです。ケ・カニオ・ケ・カイとは、ハワイの言葉で、海の音、という意味。このコンサート、ワイキキ水族館が、午後4時半に、一度閉館した後、夕暮れの中で行われます。参加するのは、ハワイのトップミュージシャンたち。毎回、テーマを変えて、ライブステージを楽しませてくれるそうです。演奏が始まるのは、午後7時からですが、午後5時半から入れますので、コンサートが始まるまで、水族館の中を、見て歩くこともできます。太陽が、ワイキキの海に落ちる、サンセットが近い夕暮れ。芝生の上で、ゆっくり音楽を楽しむ。ハワイのさわやかな潮風が、心を癒してくれるような、海の音コンサート。あなたもちょっと、出掛けてみませんか。
♪ 蜃気楼の島へ 高中正義