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菅直人氏が民主新代表就任

2010年06月04日 13時01分02秒 | 政治
民主党新代表に菅直人副総理兼財務相
 鳩山由紀夫首相退陣に伴う民主党代表選が4日行われ、菅直人副総理兼財務相(63)が、樽床伸二衆院環境委員長(50)を破り、新代表に就任した。菅氏は当選後、「この国を立て直すことが第一の仕事」と抱負を語った。

民主党の新代表が菅直人に決まった。まもなく総理大臣になる。
今の肩書きは「副総理兼財務相」か……。
民主党政権が誕生してからたった8ヵ月、もうすっかり過去なんだねぇ……。
民主党は政権交代して政権を取ったら、これまでの自民党政治を一新すると唱えた。
そして脱官僚支配政治――官僚主導から政治主導への切り替えとして、政策決定を内閣に一元化する国家戦略局を新設した。民主党政権の最も重要なポストの位置付けで起用されたのが菅直人だった。
で、なにした?
なにもやらずに、いつの間にか旧態依然の重要ポストの副総理や財務相になってしまった。
民主党の理念から言えば、全く違うんじゃないのか?
副総理とか財務相なんかよりも、国家戦略局行政刷新会議のほうが、ずっとずっと重要だったんとちゃいまっか?

菅が新代表になれたのは普天間問題で全く泥を被らなかったからだが、そもそも国家戦略局ってものは基地問題のような国家レベルの重要案件を政治主導で解決していくべき機関だったんじゃないんでしょうか?つまり菅こそ(政権発足直後から)やらなければならなかったのに、なにもしなかった戦犯じゃね?
自民党と同じになっちゃってるってのは、政治と金とか利権確保なんて抽象的な問題だけじゃなくて、そもそも構築しようとしていた新システムが機能せずに自民党時代と同じシステムでやってしまってるんだから仕方ないんじゃないかと思う。