愛知・春日井市の路上で66歳男性が包丁で刺され死亡 隣に住む65歳男を逮捕
“塩まき”住職「運送会社の騒音が理由」
隣人トラブルはなにも今に始まったことではない。むかしも
ピアノ騒音殺人事件なんて有った。
しかし統計を取ったわけではないがニュース報道される事件を見聞していると、明らかに近年増加している印象を受ける。
理由は以下のようなことなのではないかと勝手に推測する。
スーパーやコンビニで買ってきた食品。帰宅して詳しく見てみると、賞味期限が前日で切れていた。
筆者ならすぐに店に引き返してクレームをいい、商品の交換を申し出ると思う。
ところで近所に一軒、個人経営の商店がある。その店はただ買い物をするだけでなく、買い物がてらに商店主と立ち話をしてくるような感じの関係だ。「このあたりの○○って高いよね」、「だったら××に行けば安いのがある」みたいな……。
もしもその店で同じことが起きたらどうかと考える。
「たった百円程度の商品のことでクレームを言いに行くのもなんだかなあ」と感じる。百円の損よりも、これまでの人間関係を崩すほうが惜しいと感じる。
さらに進んで考えれば、もしもクレームを言いに行っても、
「これ、賞味期限が昨日で切れてたよ」
「あら~、ごめんなさいね。じゃ、代わりにどれでも好きなの持ってっていいから」
「うそ。なんか逆に悪いねえ」
なんてクレームだか何だか分からないような決着になりそうな気もする。
要は普段からの人間関係がしっかり構築されているから、こういう事態になってもぎくしゃくせずに円満な解決になるのだろう。
隣人トラブルも全く同じではないかと感じる。
普段から全く交流のない家の飼い犬の鳴き声だから、ただの騒音でしかない。
普段から「この犬も長くいるよね。今なん歳?」、「もう15歳になんのよ」、「長生きだねえ。よっぽど大事にされてんだなあ」なんて頭を撫でるような関係の犬ならば、鳴き声もおそらく騒音にはならないのではないかと感じる。