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イマを見つめて
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消防士が勤務中に同僚のケータイでゲーム

2012年03月16日 15時36分33秒 | ネット・IT
消防士、勤務中ゲーム熱中…同僚11人の携帯で
読売新聞3月16日(金)13時52分
 大津市消防局北消防署の男性消防士長(34)が勤務時間中、同僚11人の私有携帯電話を無断で使い、ゲームサイトに接続して遊んでいたことがわかった。
 消防士長は市の調査に「ゲームに夢中になってしまった」と話している。市は週明けにも職務怠慢などとして処分する方針。
 市によると、消防士長は昨年9月〜今年2月、署内の机の上やロッカーにあった同僚の携帯電話を勝手に使い、無料ゲームサイトに接続していたという。同僚の1人が携帯電話会社からの請求金額が高いことを不審に思い、発覚。この同僚の損害額は約1万7000円で、他の10人は定額制だったため、損害はなかった。


オンラインゲームやSNSに手を染めていない方には疑問が多い事件だろう。
「なんで他人のケータイを、しかも11人分も? 自分のケータイでやってれば、おそらくバレずに済んだろうに」と。
この記事だけでは確証がないが、きっと友だち招待の特典が欲しかったのかな?
友だち招待とは、携帯電話Aを利用してるユーザーが別の携帯電話Bに、「おもしろいゲームがあるのでプレーしてみては?」とメールする。メールを受けた携帯電話Bのユーザーがゲームに登録すると、携帯電話Aを使用している招待者にゲーム中で使えるレアアイテム等が送られる。ゲームの運営会社にすれば、口コミでユーザーが増えていくのと同じだ。時には現金をいくら出しても入手できないような特典アイテムがある。
オンラインゲームやSNSで数万円、数十万円も注ぎ込んだユーザー問題になったが、紹介システムもそのひとつかもしれない。中には1人で複数社と携帯電話の契約を結び、1人2役、3役で自分で自分を招待しているプレイヤーも珍しくない。
この消防士には、同僚11名のケータイを利用する事が目的だったのかもしれない。従って勤務中にこっそりするのが絶対条件だったりして……。

オンラインゲームやSNSに社会の非難が増えているがアメーバピグでは4月から15歳未満ユーザーの利用範囲を大幅に制限すると発表して若年層ユーザーが蜂の巣を突付いた騒ぎになっている。
なにごとも加熱しすぎると自分で自分の首を絞める結果となる。皆様ほどほどにww

まったくイケてなかった今週の『めちゃイケ』

2012年03月12日 04時03分00秒 | マスコミ
3月10日に放送されたフジテレビ「めちゃ×2イケてるッ!」は、なんとも不愉快な番組だった。
題して「東北とつながってるね!生放送でプレゼントSP!」。
一週間前に出演者から乗用車や腕時計(ロレックス)、バッグ(シャネル)などを提供させて、それが欲しい震災被災者は欲しい理由を書いて応募してこいというもの。応募者の中から一番心を打たれたエピソードに賞品を贈るという。
ちょっと聴けば被災者支援のように誤解するが、これは、つまり「震災被災者の悲惨体験弁論大会」だ。
悲惨な体験を語りなさい。みごとに審査員を泣かせたら、豪華賞品を進呈――である。
被災者本人が語るのでなく、西山喜久恵がメッセージ代読の形式を取っていたためにうまくカムフラージュしてたが、そういうことだ。豪華賞品欲しさに震災体験悲惨話を必死でする被災者たちをおもしろウォッチング。悪趣味極まりない。

同じフジテレビで放送されている「明石家サンタ・史上最大のクリスマスプレゼントショー」も決して品がある番組とは言い難いが、昨年末の放送(震災後)で、震災に関する話を一本も採用してなかったのは評価できる。
さんま「どんな不幸があったの?」
電話主「津波で家族が流されました」
(カランカラン)さんま「ごーうかーく」
――これが、いかに不謹慎極まりないか、あちらの番組スタッフは知ってたようだ。
ともあれ「こないだの『めちゃイケ』はなんや」と、岡村がさんまに説教されて、また休まなければ良いのだが(笑)。