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続投から一夜で急転! 鳩山首相ついに辞任!

2010年06月02日 10時00分00秒 | 政治
鳩山首相辞任表明、小沢幹事長も辞任了承
 民主党の両院議員総会で行われた鳩山由紀夫首相の退陣表明演説は約20分間に及んだ。辞任に及んだ理由が「普天間の混乱」と「政治とカネ」の2つにあると説明した際には大きな目を潤ませた。
 演説終了後、首相は小沢一郎幹事長と握手を交わし、左手で小沢氏の肩を軽くたたいた。演説では「よりクリーンな民主党を作る」ため、過去2度の小沢氏との会談で「決して受動的で話ではなく、互いに責めを果たさなければならない」と小沢氏にも辞任を求め、了承を得ていたことを明かした。
 民主党をめぐっては1日に公職選挙法違反罪の控訴審で、陣営に有罪判決の出た小林千代美衆院議員も含めた3氏側が政治資金規正法違反に問われており、小林議員にも「その責めを負っていただきたい」とした。
 鳩山首相は自らをめぐる虚偽献金事件については、演説で「思ってもいなかった」と語り、「なんでクリーンであるはずの民主党が、しかも代表がこんな事件に巻き込まれるのかと、つらい思いをされたと思う」と集まった議員らに謝罪した。
 クリーンな政治を訴え、「みなさんいかがでしょうか」と会場に訴えると、議員からは拍手がわき起こった。
 総会に出席した藤末健三参院議員は「首相も幹事長も政治とカネについていまだ説明していない。このまま辞めても国民は納得しないのでは」と述べた。


もしも岡田武史の代わりに自分が全日本の監督だったら、もっとしっかりとしたチーム編成をしていたし、W杯でも好成績を残せた(←※過去形かよっw)と書いてるブロガーが結構いる。絶対に有り得ないんだから、何を言うのも自由だ。
政党の中で一番立派な意見を常に述べるのは日本共産党である。
「確かな野党」で、絶対に与党には成りっこない政党だからこそ言える。
共産党に限らず、これまで野党は自民党と組まなければ与党になることがまず無かった(←※細川内閣のような例外はあったが)から、なんでも好き勝手に言えた。
現実味がなくても、与党に反対してるだけでアイデンティティーが保てた。

昨年の総選挙で民主党が掲げた政策は、ほとんど現実的ではなかった。子ども手当て、農家の所得保障、高速無料化……、すべて財源があやふや。財源を指摘されると「無駄遣いを削る」という曖昧な回答しかできなかった。実現の裏付けよりも、まず国民に受けることを第一にしていた。
辺野古移転見直しも同じような物だろう。実現の裏付けよりも、まず受けを優先した。
ただ不可解なのは、沖縄の基地問題は総選挙の大きな争点ではなかった。沖縄県民にとっては大問題だが、日本全体では争点になっていない。にもかかわらず、なぜ、この「パンドラの箱」に触れたのか。
沖縄の当選を狙ったのか?もしも1~2議席で過半数を競うほどの接戦ならばそれも有り得る。しかし昨年の総選挙は民主党の圧勝が事前に予想でき、たとえ沖縄で議席を取れなくても大きな問題ではなかった。ならば連立を予定していた社民党への配慮か?それはもっと正気の沙汰ではない。安全保障という重要問題を連立する小政党に決めさせるなんて有り得ない。
あくまでも個人的な見方だが、こう考える。鳩山由紀夫という人は、バラエティー番組程度に時流を読む力がある人だと思う。いわば「大田総理」並みの政治家だ。馬鹿にしてるような言い方だが、まったく読めない亀井静香などよりはよほどマシだ(笑)。
今、一番ウケるのは何か? ずばり「エコ」だ。今は何に付けても「エコだから」というと錦の御旗となる。鳩山もこれは読んでいて、とにかくエコに重点を置いていた。いきなり国際的にCO2削減をぶち上げたことからも理解できる。
おそらく鳩山にとって、辺野古に滑走路を建設することは、外交・安全保障の問題というよりも、環境破壊みたいな問題と捉えていたのではないか。諫早湾に潮受け堤防を建設したり、千葉県の三番瀬を埋立てるような感覚ではなかったのではないか。そういえば、辺野古について鳩山が気にしていたのは環境アセスメントであり、「辺野古の海を埋め立てるのは、自然への冒涜」なんて言っていた。
結論として、鳩山にとって普天間基地の移転見直しは、八ッ場ダムや川辺川ダムの建設を中止するのと同じ感覚だったように感じる。結局、その思い違いがボタンの掛け違いを生み、政権を終わらせた。
現実が見えていなかった。

ただし民主党が現実的でない政策を数多く挙げたのも、いたしかたない。
この国で本格的な政権交代が一度も行われなかったのだから。
野党が与党を倒して取って代わるのは、日本では初めての出来事といっても良いくらいだ。
初体験でうまくできなかったからといって、そんなに責めては可哀想だ(←※なんの話やw)
今回の民主党のお粗末さは、日本に長期の権力独占での腐敗を逃れるための必要悪と見るべきだ。
次からは、野党の立場にある政党も、自分たちが政権を奪った時に苦労しないように、現実味がある政策を唱えるようになるだろう。
そうして、きちんとした政策・公約を掲げて有権者に政権選択をさせるのが正しい民主主義というものだ。
立派なことを言うのは今後は共産党だけでいい(笑)。

子ども手当て不満で職員暴行

2010年06月02日 05時00分00秒 | 政治
「子ども手当、居住証明必要と言われ暴れる」

子ども手当てについて、基本的な考えは悪くない。
民主党が言い出すずっと以前から、筆者は「今の社会は子供を持つほうが生活が苦しくなるから、みんな子供を作らない。『無子税』でもガッポリ取れ」と、得意の暴論を主張しつづけてきた。
子供がいない人間に著しい不公平を課せば、子供を作るようになる(※不妊者の救済等は別途に)。
実際にこんな暴税を課せば暴動が起きそうだが、子ども手当てはこの逆で、子供がいない人間から税を取る代わりに子供を持つ人間にバラマクのだから不公平感を煽る効果は同じで、すばらしい政策だ。

しかし選挙に間に合わせるために急ぎ過ぎた。そのために穴だらけ。
「驚愕!子ども手当、出稼ぎ外国人が母国に50人子供いても支給」なんて騒がれたが、民主党は「来年から考える」と問題を先送りにしたまま配り始めてしまった。
当然、こういう問題は起きるわな。
子供を持つ日本人にバラマクのは大いに結構だが、無関係な外人にまでバラマク必要はまったくない。