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時代のウェブログ

イマを見つめて
提言します

赤ちゃんの命は0.5人分

2008年04月25日 19時24分00秒 | 社会・経済
光市母子殺害、青学准教授の「赤ちゃんは0.5人」発言に波紋

 死刑判決が下された光市母子殺害事件の裁判について、瀬尾佳美・青山学院大学准教授のブログでの発言が物議を醸している。
 その発言とは「この事件の被害者は1.5人だ」というもので、被害者の赤ちゃんを0.5人と数えている。その理由として、まったくの個人的意見とは断りながら「赤ん坊はちょっとしたことですぐ死んでしまうから、傷害致死の可能性は捨てきれない」としている。
 ちなみに同氏は今回の死刑判決には異議を唱えており、その根拠は選挙権がない少年であることだ。「最低でも永山基準くらい設けてほしい。永山事件の死者は4人」との意見も述べられている。
 ネットでは「青山学院大学では子供の数え方は人権0.5人分なのか」「何人殺したら死刑とかちゃんちゃらおかしいわ」「この発想は子供が嫌いなんだろうな」「赤子は物じゃないんだぞ?」など同氏への批判的意見が多い。
 ただし、同氏は死刑廃止論者ではないと宣言しており、今回の死刑を求める「国民運動」に違和感を超えて恐怖さえ覚えているようだ。


法曹関係者の中にも同准教授と同じような考えの人がいるようで同様の意見を聞いたことがある。ただし、あくまでも非公式見解として。
やっぱり公の場で発言しちゃまずいと思う。

この准教授、なんと「リスク理論入門」なる書籍を出版しておられて、思わず笑ってしまった。ご自分のリスク・マネジメントが全くできてないよな。医者の不養生、紺屋の白袴ですか?
問題のブログを見てみたが、該当エントリーはすでに削除されたご様子。しかし最新記事に「このコメントは管理者の承認待ちです」というコメントが260も付いている。大炎上ですね。しばらく閉鎖かな?
まあネット・リテラシーについて、よい勉強になったことでしょうwwww

【追記】
「光市事件の死者は1.5人」 准教授の記述で青山大学長が謝罪
青山学院大学大学長の謝罪文


生中継・橋下改革どつきあい

2008年04月25日 09時08分00秒 | 政治
今朝のとくダネ!で、大阪府の橋下知事の財政再建を取り上げていた。
行革プロジェクトチームと関係各部署との折衝の様子を有線テレビで府庁内に完全生中継して職員全員が見られるようになっているという。さらに府民も府庁へ行けば観覧室で自由に見られる。かつての田中長野県元知事のガラス張りの知事室もそうだが、こういう発想は民間出身の知事だから出る。パフォーマンスという意地が悪い批判もあるが、なんにしても情報公開は大いに結構なこと。
そのやりとりを見ていて感じたのだが、各部署のほうもなかなかやる。都市整備について「道路建設費は悪者にされるが、危険な歩道橋だけでも現在、府内に何ヶ所あり、これをこういうペースで補修しているが、知事の削除案が実行されるとこれしかできなくなって非常に危険」などという主張を細かく丁寧に説明している。スライドなどを使い、非常に解りやすい。空転している国会審議などよりも、はるかに有意義な「どつき合い(府内ではこの折衝をこう呼ぶらしい)」だと感じる。国会開催には1日3億円の費用が掛かるらしい。そんな大金を掛けて国会を開催して空転させているならば、その3億円を他に回したほうがよほど有意義に使われるのではないかという気さえする。


立場が変われば

2008年04月25日 07時48分00秒 | 政治
北京五輪聖火リレーの長野実施がいよいよ明日に迫り緊張感が高まっている。
チベット問題について議論する番組に、宋とかいう中国人の観光協会の会長とかいう女史が某番組に出演して、オモシロイ事を言っていた。
「中国のチベット支配はチベット人のためになった。所得や教育水準が高まり、平均寿命も延びた。中国はチベットに様々な施設を建設してやっている」
どっかで聴いた事がある理屈だな(笑)。
これって大東亜共存圏の理屈と同じじゃん。
日本が大陸に進出して、鉄道を敷設したり道路を建設してやったりして大陸の人たちは非常に便利になったと。だからあれは侵略ではなく進出だ。この理屈に対して中国人は「殴られた痛みは殴った人間ではなく、殴られた人間が感じること」と言ってたはず。
立場が変わると評価も殴った人間のほうが正しく変わるのかな?