うえぽんの「たぬき鍋」

日々のつれづれ、野球ネタ、バカ話など、何でもありの闇鍋的世界?

こういう文章、よく思いつくなぁ。ワタシもこういうのが書きたい(笑)。

2010-05-21 22:58:09 | 野球
最近、某巨大掲示板でヘンな文章を見つけた。

※※※※※

本拠地、神宮球場で迎えた広島戦
先発石川が大量失点、打線も勢いを見せず惨敗だった
球場に響くファンのため息、どこからか聞こえる「今年はCSもう無理だな」の声
無言で帰り始める選手達の中、青木は独りベンチで泣いていた
WBCで手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できるチームメイト・・・
それを今のヤクルトで得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいんだ・・・」青木は悔し涙を流し続けた
どれくらい経ったろうか、青木ははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰ってトレーニングをしなくちゃな」青木は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、青木はふと気付いた

「あれ・・・?お客さんがいる・・・?」
ベンチから飛び出した青木が目にしたのは、外野席まで埋めつくさんばかりの観客だった
千切れそうなほどに旗が振られ、地鳴りのように東京音頭が響いていた
どういうことか分からずに呆然とする青木の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「チカ、守備練習だ、早く行くぞ」声の方に振り返った青木は目を疑った
「い・・・池山さん?」  「なんだ青木、居眠りでもしてたのか?」
「い・・・飯田コーチ?」  「なんだ青木、かってに飯田さんを引退させやがって」
「古田さん・・・」  青木は半分パニックになりながらスコアボードを見上げた
1番:青木 2番:宮本 3番:稲葉 4番:ペタジーニ 5番:古田 6番:岩村 7番:ラミレス 8番:土橋 9番:石井一
暫時、唖然としていた青木だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった   「勝てる・・・勝てるんだ!」
度会からグラブを受け取り、グラウンドへ全力疾走する青木、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・
翌日、ベンチで冷たくなっている青木が発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った

※※※※※


今年のヤクルトが絶不調に陥っているために書かれたものか、何とも泣ける話だが、なぜオチで全く関係ない吉村と村田が死ぬの!?(笑)

と思って検索したら、元ネタは「内川コピペ」と呼ばれる横浜ネタだったのだった。

※※※※※

本拠地、横浜スタジアムで迎えた中日戦
先発三浦が大量失点、打線も勢いを見せず惨敗だった
スタジアムに響くファンのため息、どこからか聞こえる「今年は100敗だな」の声
無言で帰り始める選手達の中、昨年の首位打者内川は独りベンチで泣いていた
WBCで手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できるチームメイト・・・
それを今の横浜で得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいんだ・・・」内川は悔し涙を流し続けた
どれくらい経ったろうか、内川ははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰ってトレーニングをしなくちゃな」内川は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、内川はふと気付いた

「あれ・・・?お客さんがいる・・・?」
ベンチから飛び出した内川が目にしたのは、外野席まで埋めつくさんばかりの観客だった
千切れそうなほどに旗が振られ、地鳴りのようにベイスターズの応援歌が響いていた
どういうことか分からずに呆然とする内川の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「セイイチ、守備練習だ、早く行くぞ」声の方に振り返った内川は目を疑った
「す・・・鈴木さん?」  「なんだアゴ、居眠りでもしてたのか?」
「こ・・・駒田コーチ?」  「なんだ内川、かってに駒田さんを引退させやがって」
「石井さん・・・」  内川は半分パニックになりながらスコアボードを見上げた
1番:石井琢 2番:波留 3番:鈴木尚 4番:ローズ 5番:駒田 6番:内川 7番:進藤 8番:谷繁 9番:斎藤隆
暫時、唖然としていた内川だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
中根からグラブを受け取り、グラウンドへ全力疾走する内川、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

翌日、ベンチで冷たくなっている内川が発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った

※※※※※


…あまりにリアルで切なすぎる
゜・゜・゜(ノД`)・゜・゜

ちなみに、このコピペは自由に人物や舞台を改変できるのだが、最後の吉村&村田の件だけは変えないのがお約束らしい。

※※※※※
「内川コピペ」けいおん!版

大学へ入って初の単独ライブ
精一杯の演奏を見せるも観客は0だった。
体育館に響くメンバーのため息、どこからか聞こえる「死ねよ下手糞」の声
無言で帰り始めるメンバー達の中、ギター担当の唯は独りステージの端で泣いていた
高校の時放課後ティータイムとして、文化祭で手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できるメンバー・・・
それを今のバンドで得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすればいいの・・・?」唯は悔し涙を流し続けた
どれくらい経ったろうか、唯ははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たい床の感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰ってメカニカルトレーニングをしなくちゃ」唯は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、唯はふと気付いた

「あれ・・・?お客さんがいる・・・?」
ステージの端から飛び出した唯が目にしたのは、立ち見席まで埋めつくさんばかりの観客だった
千切れそうなほどに手が振られ、地鳴りのように声援が響いていた
どういうことか分からずに呆然とする唯の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「唯、本番だ、早く行くぞ」声の方に振り返った唯は目を疑った
「す・・・律っちゃん?」  「なんだ唯、居眠りでもしてたのか?」
「み・・・・澪ちゃん?私たち解散したんじゃ?」  「なんですか唯さん、かってにバンドを解散したことにして!」
「ムギちゃん・・・?」  唯は半分パニックになりながら張り出されている文化祭のプログラムを見た
「放課後ティータイム バンド演奏 15:00~16:00」
暫時、唖然としていた唯だったが、全てを理解した時、もはや彼女の心には雲ひとつ無かった
「歌える・・・演奏できるんだ!」
梓からギターを受け取り、ステージへ全力疾走する唯、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

翌日、ステージ上で冷たくなっている唯が発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った

※※※※※


野球じゃなくてもこの通り。でも、吉村と村田はやっぱり死ぬ。

そして、こちらはカープ編。

※※※※※

本拠地、マツダスタジアムで迎えた中日戦
先発大竹が大量失点、打線も勢いを見せず惨敗だった
スタジアムに響くファンのため息、どこからか聞こえる「今年もCSは無理だな」の声
無言で帰り始める選手達の中、エース前田健太は独りベンチで泣いていた
チームで手にした喜び、感動、そして何より信頼できるチームメイト・・・
それを今の広島で得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいんだ・・・」マエケンは悔し涙を流し続けた
どれくらい経ったろうか、マエケンははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰ってトレーニングをしなくちゃな」マエケンは苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、マエケンはふと気付いた

「あれ・・・?お客さんがいる・・・?」
ベンチから飛び出したマエケンが目にしたのは、外野席まで埋めつくさんばかりの観客だった
千切れそうなほどに旗が振られ、地鳴りのようにカープの応援歌が響いていた
どういうことか分からずに呆然とするマエケンの背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「マエケン、投球練習だ、早く行くぞ」声の方に振り返った前田は目を疑った
「の・・・野村監督?」  「なんだケンタ、居眠りでもしてたのか?」
「こ・・・緒方コーチ?」  「なんだマエケン、かってに緒方さんを引退させやがって」
「新井・・・」  マエケンは半分パニックになりながらスコアボードを見上げた
1番:緒方 2番:正田 3番:野村 4番:江藤 5番:前田智 6番:ロペス 7番:金本 8番:西山 9番:前田健
暫時、唖然としていた前田だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
浅井からグラブを受け取り、グラウンドへ全力疾走するマエケン、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

翌日、甲子園で冷たくなっている新井が発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った

※※※※※


なぜマエケンは無事で、代わりに甲子園で新井が冷たくなっとるんだ(爆)。

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