うえぽんの「たぬき鍋」

日々のつれづれ、野球ネタ、バカ話など、何でもありの闇鍋的世界?

関西遠征を写真で振り返る(その15)

2014-09-04 21:55:00 | 表へ出ろ


さて、吉田神社が鎮座する吉田山の入口に到着しましたよ。

吉田神社HP
http://www5.ocn.ne.jp/~yosida/

ちなみに、「徒然草」で有名な吉田兼好は、代々吉田神社の神職を務めた卜部(うらべ)家の出身であります。



こちらは、斎場所大元宮(さいじょうしょだいげんぐう)。



独特な八角形の本殿は、神職だった吉田兼倶が創始した「吉田神道」の教義により宇宙軸を表していて、始まりの神(虚無大元尊神)を中心に、そこから生まれ来た八百万の神々をお祀りしています。だから、ここにお参りすると、全国全ての神社にお参りしているのと同じなわけで、御利益もメッチャ期待できる、と…!?(笑)



本殿に向かって歩いていると、今度は山蔭神社なるお社が。



主祭神の藤原山蔭(ふじわらのやまかげ)は、吉田神社を創建した張本人であり、「四条流庖丁道(庖丁式)」という日本料理の流派の創始者でもあります。「日本料理中興の祖」ということで、料理の神様として信仰されています。相殿に恵比須神も合祀。



さらに歩くと今度は「菓祖神社」ですと。「料理の神様」の次は「お菓子の神様」とな?



果物の祖といわれる橘を、海外から初めて日本に持ち込んだとされる田道間守命(たぢまもりのみこと)と、日本で初めて饅頭を作ったとされる林浄因命(はやしじょういんのみこと)の2柱を、菓子の祖神としてお祀りしています。従弟がパティシエなので、特に念入りにお参りしときました(笑)。



菅原道真を祀る神社の「撫で牛」は知ってるけど、「撫で鹿」は初めて見た(笑)。確かに、吉田神社は奈良の春日大社の神様をお祀りしてますからね。



割と大きい神社ですが、人はまばら。それでも、犬を連れて一休みしている地元の人とか、外国からの観光客とか、立派な着物を着て結婚式の記念写真を撮っていると思しきご夫婦がいました。



本宮は4つの社殿があり、右から第一殿・建御賀豆知命(たけみかづちのみこと)、第二殿・伊波比主命(いわいぬしのみこと)、第三殿・天之子八根命(あめのこやねのみこと)、第四殿・比売神(ひめがみ)を、それぞれお祀りしています。

(続く)
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