松山英樹がマスターズで勝てたのは


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/ans/sports/ans-154930

 昨日の朝ゴルフの祭典・マスターズで松山英樹が優勝を決めて、
国内が大いに盛り上がり特に日本のゴルフ界の人々からの賞賛の
声に包まれた。

 マスターズは日本勢が初参加してから85年目で青木功や尾崎将
司に中嶋常幸、丸山茂樹らがチャレンジしても破れなかった壁を
遂に破ったわけで正しくゴルフ界の悲願達成だというのが分かる。

 ただ個人的に松山がマスターズ制覇という偉業を達成できたの
はアメリカツアーを中心に戦い始めたからだと思うし、やはり常
に厳しいコースで戦ってきたからだと考えるので‘第2、第3の松山
を’と願うならアメリカやヨーロッパツアーにフル参戦するべきと
いう論調を張るべきではないか。

 というのも日本勢が海外で散発的に活躍してもビッグトーナメ
ントで勝ちきれないのは日本ツアーを中心に戦い、そういった時
だけ海外でプレーしても現地との格差にとまどうだけで終わって
しまうだろう。

 海外ツアーを中心にプレーしていれば日本のコース以上に長い
距離や難しいラフなど厳しいコース設定が多いので、生き残るた
めにはパワーアップに務めフェアウェイを確実にキープする技術
が求められると思う。

 思い出すのは88カルガリーで2大会連続でメダルはおろか入賞
すらなしに終わり、この大会から始まった団体戦では最下位に終
わった日本ジャンプ陣が10年後の98長野で団体&ラージヒルで金
を取るなど金:2、銀:1、銅:1を獲得できたのは各国を転戦し
て回るW杯に全戦参戦し始めてからだ。

 またサッカーなどでもヨーロッパ勢以外ではヨーロッパのビッ
グクラブで活躍する選手が多い国が強いといわれており、日本も
全て国内組だった98W杯の時は3戦全敗だったのが昨年などオール
海外組で代表が組めるぐらいになっているのを考えるとレベルの
向上を実感する。

 大きく伸びる選手はそれに相応しい大きな器が必要なわけで前途
有望な選手が国内にこもって井の中の蛙状態になる事こそ、日本の
スポーツ界にとって大いなる損失だと思うしマスコミも人材流出と
嘆くのではなく背中を押すべきだろう。

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