今は絶対にやらないジュースのガブ飲み

　我々の高校時代は運動中の水分補給は厳禁だったので、野球部の
練習を終えると水やジュースをガブ飲みしていた。

　特に学校の前にあった店では練習終了後にコーラやファンタの
500mlを飲むのは当たり前で下手すると1ℓでも飲めたし実際に飲む
猛者もいたのだが、その様子を見ていたコーチは‘お前らジュースを
よくそれだけ飲めるな、酒だったら500mlや1ℓ飲めるけどジュース
はねぇ’と言われていたのを思い出す。

　ところが今の子供達がそこまで大量に水分を取るのは あまり見ない。

　やはり水やジュースを大量に飲んでいたのは運動中の水分補給が
禁止されていたゆえの反動だったろうし、今のように喉が渇く前に
水分補給をするように徹底されていれば運動終了後に水やジュースを
ガブ飲みする事はない。

　水やジュースをガブ飲みすれば冷えているという事から当然なが
ら腹の調子が悪くなり食欲も落ちやすいし、コンディションも崩し
やすいので運動中の水分補給を禁止していたのだろうが結果的に逆
効果だったようだ。

　ちなみに飲み会で生ビールをはじめアルコールを1ℓは飲んでいる
我々だが、ウーロン茶やジュースなどをアルコールの代わりに同じ
ぐらい飲むのは辛いものがあるので高校時代にコーチが言っていた
‘酒なら1ℓぐらい飲めるけど、ジュースはそれだけ飲めない’と言っ
ていたのを実感するものである。