孤門が憐の心の支えに なれたのは

 ウルトラマンネクサスのEP36で最後の決戦に挑む憐が‘光は なぜオレの所に
来たのか?’という疑問に対して的確な答えを提示するのが孤門。


 というのも孤門は前のデュナミストである姫矢准が自らの死に場所を求める
ような生き方をしているにも拘らず、かといって容易く死ぬわけにはいかないと
いう相反する葛藤を抱えて行動していたのを間近で見ていた。


 考えてみれば姫矢が最初にウルトラマンに変身してビーストから助けたのが
ナイトレーダー入隊前の孤門だった。


 そこから全く面識がないはずの孤門と姫矢の関係がスタートし孤門のピンチ
の度に登場するイメージがあったし、当初は敵か味方か分からない姫矢(凪に
至っては人間型ビーストと思い込んでいた)に対して最初に理解を示したのが
孤門だった。


 そして姫矢はEP16でフォートレスフリーダムの敷地内にまで侵入してリコ
一家を惨殺したノスフェル相手に憎しみを力に変えたものの人質の少女・理子
に重傷を負わせた孤門に対して自らの身の上話を語り
‘過去は変えられないけど未来は変える事ができる’と説得。


 そして溝呂木の罠からリコが贈ったガンバルクイナくんを見て脱出した後は
吹っ切れたように逞しくなってナイトレーダーの一員として活躍し始めたし、
TLTから捕獲された後に瑞生を人質に脱走した溝呂木を発見しても
‘オマエを殺してもリコは戻らない’
と憎しみに支配される事なく冷静に対処したのが 姫矢のアドバイスで成長した
証だろう。


 そういう背景があるからこそ憐編では孤門は年下の憐の よき相談相手と
なって瑞生と共に自らの運命を悟っていた憐の心の支えになったのだと思う。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
全てのep (ゆう)
2013-01-05 13:47:41
年末に、視聴しました。途中で、何度か辛くなるepもありましたけど、なるほど、これは…と、見応えあったと、感じました。
 
 
 
お疲れ様でした (こーじ)
2013-01-05 23:03:07
>ゆう様
 お疲れ様でした。
 ネクサスは途中投げ出したくなる時もありますが、見終わったら それも魅力の1つと思えてしまいます。

 もうアナタはネクサスワールドの住人ですね。
 
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