冥王星への接近まで9年半

冥王星に最接近=米探査機、航行9年半―詳細な姿解明に期待

 先日アメリカの宇宙探査機ニューホライズンが、冥王星に再接近
したというニュースが話題になっている。

 ニューホライズンは06年1月に打ち上げられて翌年木星の重力を
利用して加速し9年半かけ、ようやく冥王星への再接近を果たして
いるのだから まさしく‘やっと’という感じである。

 冥王星といえば今でこそ太陽系惑星から外れ準惑星という扱いに
なっているが、20世紀までは太陽系から最も外側にあって木星から
外側では唯一地盤のある惑星という事でSF作品の舞台としてもよく
登場していた。 

 最初に見たので覚えているのはキャプテンウルトラでのバンデル
星人の前線基地があり小林念持演じるキケロ星人のジョーが‘太陽
から一番離れているんで寒い’と大いに寒がる描写が最初だろうか。

 ただ最も冥王星の名前をポピュラーにしたのは宇宙戦艦ヤマトに
登場したガミラスの前線基地があった事だろう。

 何せ地球を滅亡寸前まで追い込んだ遊星爆弾や出撃直後のヤマトを
破壊するために撃ち出した大型弾道ミサイルの発射基地でもあり、
1日も早くイスカンダルへ到着するために無用な戦闘は避けなければ
ならなかったにも関わらず沖田十三艦長も冥王星基地だけは叩くと
いう方針だった。

 ここでヤマトは反射衛星砲の襲撃を受けて冥王星の海に沈むなど
苦戦するのだが、この描写を見て冥王星にも海があるのかなどと思
ったし冥王星には原住生物としてアメーバ状の生物が描かれていた。

 先述したようにニューホライズンが9年半かけてようやく再接近
しているのだが、宇宙戦艦ヤマトの世界ではヤマトは波動エンジン
やワープのおかげで10日足らずで到着しているのだから改めてイス
カンダルのテクノロジーの凄さが分かる。

 つまり現在の地球のテクノロジーでは宇宙戦艦ヤマトと同じ状況
なら1年の間に冥王星にすら到着できないという事になるのだ。

 

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
ところで (こうちゃん)
2015-07-17 08:33:46
まだヤマトは見ないの?。なでしこや特撮、スポーツネタが花を咲かせているけどなぁ…。このニュースはヤマトの世界が夢に富んだ事を実感するなぁ。
 
 
 
申し訳ありませんが (こーじ)
2015-07-17 22:48:22
>こうちゃん様
 申し訳ありませんがDVDは落ち着いた状況でじっくりと味わって見たいのですが、先述したように多忙ゆえHDD収録の作品を優先的に見ないといけなくなってます。

 しかも戴いたパンフで粗方の内容が分かりましたので
詳細をじっくり見るには睡眠時間を大幅に削らねばならず、そうなると年齢的に厳しくなってますので感想をアップできるぐらいじっくり見るのは冬になるかもしれません。
 
 
 
うーん (こうちゃん)
2015-07-18 08:12:02
そうですか、それは大変ですね…。体調にはお気をつけて下さい。こんな事を言うのも何ですが、必ず劇場版ヤマトの感想をアップして下さい。首を長くして待ってます。子供達には、やるべき事を怠けずに、自分から積極的にやる様に伝えて下さい。ふざけた口を叩いたり、やるべき事をやらなかったら、DVDを見せないで下さいね。ヤマトはやるべき事をやってから大いに楽しんで観賞してもらいたいですから。
 
 
 
いつか必ず (こーじ)
2015-07-18 23:32:12
>こうちゃん様
 とりあえず いつとは分かりませんが、必ずレビューしますので楽しみにしていて下さい。
 
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