いろいろと大変だった夏の甲子園だが


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/sports/20210829-567-OYT1T50133

 今年の夏の甲子園は智弁和歌山が智弁学園に9-2で勝ち、00年
以来3度目の優勝を飾った。

 智辯和歌山は初戦の相手・宮崎商がコロナ禍で出場辞退に追い込
まれるアクシデントがあり、いきなりベスト16からの出場ながら全
4試合全てでリードを許す事なく見事な優勝を飾った。

 そして今大会は近畿勢6校全てが初戦を突破しただけでなく近江
に敗れた大阪桐蔭以外の5校がベスト8に入るという快挙は長雨が
続いて大会日程が延びたからなどという声以上に、大阪桐蔭や履正
社の存在が近畿勢のレベルを一気に引き上げたと言えると思うし戦
いぶりも見事だった。

 今大会最も話題になったのは長雨による7日間の順延だろうし、
それゆえ以前から多くの人達が主張していた改善策が一気に現実
のものとなりそうだ。

 ご存じのように今年は東京五輪閉幕翌日の8月9日開幕予定が台
風の影響で1日順延されて開幕し11日の大会2日目までは順調に消
化されたのだが、12日から14日まで75年以来の3日間連続順延と
なり15日&16日の3日目&4日目まで終わるも17日の5日目第1試合
の大阪桐蔭ー東海大菅生が降雨コールドゲームになって残り3試
合が順延になると18日の第1試合:近江ー日大東北は降雨ノーゲ
ームになるなど大会日程が消化できるのかと気をもませる事に。

 幸い19日午後から雨は上がり順調に日程がこなせて31日から
始まるタイガースードラゴンズ戦にズレ込まずに済んだのだが、
今大会で長年議論されて来た暑さ対策と継続試合の導入の検討
が行われるようになった。

 継続試合の導入は以前から雨によるノーゲームが問題になっ
ていたのが1週間500球の球数制限導入により、ノーゲームの試
合の球数も当然ながらカウントされるため恐らく議論される事
になるだろう。

 また15日の大会3日目は激しい雨の後にグランド整備が入念
に行われたおかげで11:00からの4試合開催となり、第4試合
終了時間は21:40ぐらいまで行われたのだ。

 これは以前から酷暑のため4試合日は8:00からの2試合を行い
第3試合以降を16:00開始にすれば、プレーする選手や観戦者の
熱中症へのリスクも減るわけだし8月15日に行われた前例が生き
ると思う。

 こうしてみると大変な大会ではあったが、継続試合やナイター
開催が現実のものになったのは収穫ではないだろうか。

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