ネクサスならではのデュナミストの衰弱

 ウルトラマンネクサスに変身するデュナミスト・姫矢准はEP21で
ビースト振動波を照射され危篤状態に陥るのだが、振動波を続けて
照射し続け変身に使用する固有の振動波にヒットすれば甦る可能性
があるというアドバイスをイラストレーターから受けて実行すると
姫矢自体は甦ったもののフォートレスフリーダムから脱出する。

 姫矢は脱出する前にイラストレーターは‘ダメージの蓄積により
これ以上の変身に君の体は耐えられない’と忠告するシーンがある。

 ダメージの蓄積で変身が厳しくなっていくというのはウルトラセ
ブンやコスモスが有名で特にセブンではダンの姿で脈拍が360、血圧
400、熱が90度近くもあるという症状が出ていた。

 一方の姫矢はゴルゴレム編で初めてダメージを癒すストーンフリュ
ーゲルが動作不良を起こして墜落までするシーンがあるものの、変身
してからはメタフィールドの維持が困難になったりジュネッスへの
タイプチェンジ自体が厳しくなっている。

 そしてアンファンスの状態で、エナジーコア自体が点滅を始めると
いう状況に追い込まれるわけだ。

 逆に言えばセブンのようにエメリウム光線が途中で止まったりアイ
スラッガーを飛ばせなくなるという症状はないのだが、光線技を使う
シーン自体が辛そうな感じがする事で蓄積を感じさせる。

 セブンの場合はダメージの蓄積が最終回になって唐突に出て来た形
なのに対して、ネクサスの場合はノスフェル編あたりから既に兆候が
出ていた感じだった。

 もっとも変身するデュナミストが交代するのが売りのネクサスだか
ら交代の理由があるわけで、変身して戦っている間にダメージが溜ま
るというセブン以来の要素が最も効果的だと製作サイドも判断したの
だろう。

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