ビールに ぜんざいって悪いのだろうか？

　今から10年前の今日の話。　

 　当時 私が乗っていたオペルのVITAは毎年9月に日帰り点検に出していた
のだが、営業所が月曜休みのため第1月火連休の火曜日に板付の営業
所に持って行っていた。

　営業所の開始時間は10:00ぐらいからだったので、それに合わせて持って
行くのだが問題は終了時間。
　だいたい終わるのが16:00前になるのだが、周りに何もないし繁華街の
天神に出るには西鉄電車を利用するしかない。
　とはいえ西鉄井尻駅まで歩いて15分ほど・・・・という事で運動も兼ねて天神
まで歩く事にした。

 　天神までは西鉄電車でも5つ先だから1時間半ぐらいかけて歩く事に
なるが、9月の第1火曜日は まだまだ残暑厳しいので汗だくになりながらの
道程だ。

　天神到着が11:30過ぎだから昼食時間も近く腹も減ってきたので某ビルの
地下街のソバ屋に入り生ビール＆焼き鳥がセットになっている晩酌セット
とザルそばを注文した。

　やはり残暑の中で1時間半 水分も取らずに歩いているので生ビールを
グビっと飲み干し、お代わりを頼む。
　やがてそば湯まで飲んだが、腹6分なので店内のメニューを見るとぜん
ざいがあったため注文した。

　すると注文を受けた店の人が怪訝な顔をしている。

　ぜんざいまで平らげ料金を払おうとしたらレジに立っていたのが私の
注文を取った人。
　そこで‘晩酌セットにぜんざいを注文するって珍しいでしょう？’ と
わざと聞くと‘そうですね’と笑って言った。

 　確かに‘晩酌セットを注文する人は甘いものを食べないもの’という固定
観念が そのスタッフにはあったのだろうけど、ハッキリ言って暑い中を
歩いてビールを飲み糖分補給に甘いぜんざいを食べたという理由だった
のだが・・・・・

　ちなみに帰りは15:00まで天神で過ごした後に西鉄電車で井尻まで行き、
そこから15分ほど歩いて営業所に着いた。
　営業所にいた友人Nクンに‘行きがけは天神まで歩いた’という話をしたら
呆れられたのだった。