NYに愛された松井秀喜

松井秀、3号ソロなど2安打=福留、松井稼は無安打-米大リーグ(時事通信) - goo ニュース

 今日NYのヤンキーススタジアムで行われたNYヤンキース-LAのG3で過去
2試合ノーヒットに抑えられた松井秀喜は第1打席で先制HRを放ち、第4打席
でもレフト前に落とす2安打を含む2四球と全打席出塁する活躍だった。

 松井秀喜が移籍したLAの最初の遠征地が古巣のNY、一方でNYヤンキー
スのホーム開幕カードがLA相手というのも何となく因縁めいている。

 当然のように昨年のWシリーズ優勝を祝うチャンピオンリング贈呈セレモ
ニーが行われるのだが、その舞台にWシリーズMVPだった松井が移籍した
LAが相手だったので超満員の大観衆総立ちのスタンディングオベーション
の中で松井にもチャンピオンリングが贈呈され、それが終わった後にヤン
キースナインが駆け寄って次々に熱い抱擁を交わす感動的なハプニング
まであったのだ。

  しかもG1の第1打席ではスタンディングオベーションで試合が中断され
松井が応えるシーンまであり、いかに松井がNYで愛されていたか分かる。

 通常NYでは出て行った選手には冷淡でブーイングは当たり前だし、打ち
込んだHRボールも投げ返されるケースが多々ある。
 ところが今日の第1打席で先制のHRを打ち込んだ時には場内は松井に
対する拍手に包まれていた。

 今日の試合を見ていると先制HRの後に2打席目は1-2と逆転された直後
に先頭打者で四球で選んで出塁すると、3打席目も1-6とリードされた場面で
ノーアウト1塁から四球を選んでチャンスを広げている。

 ここで仮に松井が2ランを放って3-6にしてもランナーがいなくなり相手は
リセットされるが、むしろランナーが たまった方が相手にプレッシャーが
かかるはず。
 これは松井がジャイアンツ時代やNY時代にもやっていた事だし、これこそ LAのマイク・ソーシア監督が求めているものだろう。

 世界一厳しいといわれるNYのファンも そういう松井の姿勢が分かっている
からこそ例え不調の時でも優しかったし、チームを離れても歓迎されるという
事だろうと思ったのだった。 

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