娘の ありがたみを実感

　我が家は毎月第3日曜&月曜連休があるのだが5月の第3日曜日の
前日、15日は翌日が休みになる事から終了間際にお客さんが固ま
る形になった。

　ただでさえ来店予定者が固まっているのに飛び込みで来店した
のが常連さんの孫で娘さんが出産里帰りのために帰省しているの
だが、ただでさえ立て込んでいるため15分少ししかインターバル
がないしホームカットばかりだったらしく店でのカットは初めて
の経験。

　本来なら初めて店でカットする幼児というのはシャボン玉など
を使ったりして遊ばせながら行うのだが、先述したようにインタ
ーバルが短いためそういった余裕はない。

　その子は2歳だから本来なら補助イスに座らせて行えばいいの
だが、初めてという事だから常連さんに抱っこしてもらいながら
行う事にしたら案の定 泣き始めた。

　まぁ普段は関東方面なので仮に次に来るまで時間が空くだろう
から少々泣いても強引に行うしかないと思ってカットを始めたと
ころ、裏から娘が出て来てその子の手を握ってやると何と泣き止
んだではないか！

　その後すっかりおとなしくなったので落ち着いてカットできた
し終わりがけには機嫌がよくなり、帰る際にはバイバイとしなが
ら帰ったのだから驚く。

　考えてみれば母親が出産で入院しているとなれば子供は不安に
なるわけだが中2の娘でも女の人が近くにいると落ち着くのだろ
うし、そういう意味で娘の存在は大きいと改めて実感するのだっ
た。