やはり仮面ライダークウガは面白い

 一昨日が仮面ライダークウガの放送開始20周年という事で、1
話の復活と2話の変身を続けて見た。

 クウガは基本的に2話で1つのエピソードを完結させるため1話
のみを見ても面白味がないので立て続けに見たのだが、やはりとい
うべきか冒頭の超古代のクウガの戦いが少しばかりスケール感がな
いものの4つのフォームを使い分ける戦いに引き込まれ2話分見終
わってからも続きを見たい思いに駆られたのだった。

 クウガの敵・グロンギはショッカーのような組織的な敵ではなく
殺戮を好む一族という設定で九郎ヶ岳の遺跡発掘からドラマが始
まり、遺跡調査隊が棺の蓋を開けた事によりダグバを蘇らせてしま
い全滅するというのは鉄人タイガーセブンを思い出す。

 鉄人タイガーセブンも1万4千年前にサハラ砂漠に封印されたムー
一族の遺跡を発掘していて封印を解いてしまい、復活したムー原人
達に調査隊は全滅させられてしまうなど意外な共通点があった。

 タイガーセブンの1話&2話は今月亡くなった上原正三が担当して
おり、そのテイストが生きているという事か。

 驚いたのは画面に日時が必ず出て来てドキュメンタリー的な雰囲
気を醸し出しているわけだし、最初にグローイングフォームに変身
する時は変身ポーズがないなどの設定は新鮮だった。

 またクウガに変身する五代雄介だけでなくタッグを組む一条薫刑
事のカッコよさも印象的で、昭和ライダーの滝和也を髣髴させる存
在で‘ひょっとして後から変身するのか?’などと思ったりもした。

 滝はFBI捜査員だったものの直接警察との連携はなかったのに対し
一条は五代雄介=クウガと共闘すると共に、警察とのパイプ役として
クウガのサポートにも尽力するもう1人の主役といっていいだろう。

 最初の敵がクモ系で2体目はコウモリ系というのは昭和ライダーの
ショッカー怪人の登場パターンを踏襲しているわけで、昭和作品への
オマージュが感じられるなど新しい作品とはいえ新旧のバランスが
見事に取れているのも特徴だと思ったのだ。

  

 

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