【西野ジャパンのベスト布陣】香川、乾、柴崎、山口…。この11人でコロンビア戦を戦え!!
日本時間の昨夜22:00過ぎからインスブルックで行われたサッカー
日本代表の親善試合で、パラグアイに4-2で逆転勝ちしW杯前最後の
実戦で何とか勝って連敗を止め来週行われるW杯初戦のコロンビア戦
に臨む事になる。
完敗したスイス戦から酒井高徳以外は全員を入れ替えたメンバーで
臨んだ日本は、前半から良い流れでスタートしたが32分に先制される。
ところが後半に入り51分に香川真司から出たボールが乾貴士の前に
落ちてドリブル持ち込みミドルシュートを決めて追い付くと、63分に
再び乾が決めて逆転するとOGで3点目を挙げ90分に1点返されるものの
直後に香川が決めて4-2で快勝した。
4-2で勝ったとはいえパラグアイはロシアW杯を逃してチーム再建
中だからモチベーションも逆転されてから落ちた形だから、先週対戦
したスイスよりは格下と思われるので今回のメンバーがスイス戦のメ
ンバーよりも優れているとは一概には言えない。
ただし西野ジャパン発足からガーナ戦やスイス戦と2試合とも全く
精彩がなくPKで先制された後に、後半攻勢に出たところをカウンター
を食って失点し0-2で敗れるというパターンばかりだった。
それが今回はトップ下に本田圭佑から香川真司に変わってサイドの
乾との連携もいいのでリズムが好転していたのが印象的だった。
思えば8年前の岡田ジャパンも壮行試合までは制裁のない戦いに終始
していたのが南アフリカ入りした頃からチームの柱を中村俊輔から本田
圭佑、GKを楢崎正剛から川島永嗣にキャプテンも中澤祐二から長谷部
誠に変更するなど思い切ったシステムチェンジが功をそうして本大会
ではカメルーン&デンマークに勝ってグループステージ突破を決めた
のだ。
今回の西野ジャパンも本田や長谷部の調子が上がらずに精彩のない
戦いに終始していたのだが、今回の勝利で雰囲気がいくらかよくなった
のではないか。
ここまで上手く行ったならコロンビア戦は昨日のパラグアイ戦のメン
バー中心で臨んだ方がいいのかもしれないと思うのだが。