クラブW杯・チェルシー敗戦原因の1つは過密日程

コリンチャンスが優勝=南米6年ぶり、チェルシー敗れる―クラブW杯サッカー(時事通信) - goo ニュース

 日曜日に行われたFIFAクラブW杯はブラジルのコリスチャンスがイングランドの
チェルシーに1-0で勝って優勝した。

 前身のトヨタ杯からブラジルのチームは6勝4敗と勝ち越しているのに対し
イングランドのチームは2勝5敗と負け越しているので、人材的には圧倒的に
ヨーロッパ勢が優勢な中ではあるが互角と予想していたら案の定チェルシーは
ボールを支配して攻勢に出るものの なかなか得点できずに70分にコリスチャン
スはゲレロが決めてワンチャンスをモノにしての勝利だった。

 コリスチャンスはサポーターの数でも3万人を越えるなどチェルシーを圧倒して
いたしSファイナルの5日前に来日するなど準備も万全だったのに対し、チェル
シーは過密日程の関係でコンディションで劣る面があったのも見逃せないだろう。

 バルセロナなどのスペイン勢4勝3敗、ACミランなどのイタリア勢6勝3敗、
バイエルン・ミュンヘンなどドイツ勢2勝1敗と勝ち越しているのに対しイング
ランド勢だけが 今回の負けも含めて2勝6敗で勝っているのはマンチェスター
Uだけというのも意外な成績だ。

 ご存知のように他の国ではクリスマス休暇などのウィンターブレイクがある
のに対し、イングランドはプレミアリーグだけでなくFAカップなどを含めて ただ
でさえ過密日程で大変なのだから こういう要素も1つの原因だろう。

 それを考えるとターンオーバー制を敷き2チーム分構成できる厚い選手層を
誇るマンチェスターUが大会で唯一勝っているイングランド勢というのも分かる
気がする。

 ちなみにシーズン前に行われる野球のWBCがMLB勢にとってはプレシーズン
ゲームのような位置づけになっているので、それぞれの国のチャンピオンチーム
を集めて行う大会の方が・・・・という声があるものの正直言ってMLBのレギュ
ラーシーズン&プレーオフのスケジュールの過酷さはイングランドのプレミア
リーグ並みだから現実的ではないと思えてしまうのだ。

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