ミラーマン7話:打倒! 人体侵略作戦

 これまで武器を持たなかったSGM最初の武器・ソルガンの開発者・大倉博士
の助手・岡山俊夫をインベーダー・ゴールドサタンが支配して大倉博士を抹殺
しようとするEPで、岡山俊夫の婚約者としてセブンのアンヌ隊員を演じた菱見
百合子が出演しているし監督はセブンのメイン監督の満田かずほ というのにも
注目。

 一般の人間に憑依して操るという行為はヒーロー作品でも よくある展開だが
円谷作品では巨大ヒーローが多いので意外に このジャンルは少ない。

 湖畔をモーターボートで疾走中に岡山俊夫は突如上空に現れた円盤から怪
光線を浴びせられて運転を誤り岸に乗り上げて頭を強打したものの無傷
だった。

 実は岡山俊夫は鏡京太郎の大学時代の友人で太陽や星の光をエネルギー
に転用し強力な移動原子力発電機としても使用できる武器・ソルガンの開発
者の助手だった。

 例の事故の後に人間が変わったようになったのを心配した母・菊江と婚約者
の小夜子は京太郎に相談し、病院に連れて行ったがライトの光に過剰反応を
起こして逃走。

 ただ頭部のレントゲン写真を見ると体はインベーダーから占有されたものの
生きている事が判明する。

 やがて菊江と小夜子が大倉博士の所に相談に来ているタイミングで俊夫が
侵入し上空に現れた円盤から照射された光線を受けてゴールドサタンに変身、
駆け付けた京太郎がペーパーナイフをゴールドサタンの足に刺す。

 屋上に逃げたゴールドサタンに対し京太郎はペーパーナイフに飛び込んで
変身しミラーナイフを使おうとするが菊江の‘俊夫を殺さないで’という声に
躊躇してピンチに陥るもののミラーハレーションを浴びせて地上に落下させ
憑依したゴールドサタンを倒すと円盤もミラーアイショットで破壊した。

 結局 俊夫は元の姿に戻り全治2ヶ月の骨折だけで済んだのだった。

 俊夫が体内のインベーダーに打ち勝てたのは絶えず俊夫の魂に呼びかけた
母の愛の力だという結びになるのだが、こうなると婚約者の小夜子よりも菊江
の方が目立ってしまい せっかくセブンのヒロインであるアンヌ隊員を起用した
意味がないと思ったのだ。

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (いとま)
2012-01-23 22:46:23
わたしも、この回見たさにレンタルしました。
たしかに、母の愛だとアンヌ(アンヌじゃないけど)の立場がですね(笑)
暴力振るわれるシーンもありましたね。
ひどいです。(笑)
 
 
 
そうでしょう (こーじ)
2012-01-23 23:32:54
>いとま様
 せっかく菱見さんを出すのなら母ではなく‘婚約者の愛’にしないと意味がないと思ってました。

 まぁ脚本が本格的に円谷作品参加第1号となった安藤豊弘氏。
 安藤豊弘はタイガーマスクやキックの鬼のメインライターです。
 
 
 
Unknown (怪人太郎冠者@1553)
2012-01-27 18:43:04
7話は8話と緩やかな前後編になってますからね。
ですから恋人役は極論ですが、誰でもよかったわけです。24話での桜井さんの使い方を見てもわかりますけど。

細かなこと、本話を見ると、御手洗家正面玄関には車の上昇ハッチがあって、出動時にはSGMの車はもとより、京太郎の車も地下からせり上がって発進できるようです^^。
 
 
 
そこですよ (こーじ)
2012-01-27 23:01:38
>怪人太郎冠者@1553様
 まさしく7話の恋人役は誰でもいいので、別にアンヌさんを出さなくても・・・と思いましたね。

 桜井浩子のインベーダーは最初は気付きませんでしたから意外でしたね。

 御手洗邸は ちょっとした要塞ですね。
 
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