ピー・プロ作品が足りない

 昨日はBSプレミアムたけしのこれがホントのニッポン芸能史が
OAされ、特撮をテーマにしており昨年5月の再放送ではあったが
1度既に見ていたとはいえ面白く見る事ができた。

 TV特撮の場合は巨大ヒーローメインの円谷作品に等身大ヒーロー
中心の東映が特撮の2大巨頭だが、第3の存在でピー・プロダクショ
ン作品を扱ってくれていたのには改めて驚くし魅力満点だと思った。

 リアルに拘る円谷作品とエンタメ感満載の東映に対しピー・プロ
の巨大ヒーロー作品マグマ大使&スペクトルマンは円谷と、等身大
ヒーロー快傑ライオン丸や鉄人タイガーセブンは東映作品に勝ると
も劣らない作品だと思う。

 なにせマグマ大使はウルトラマンより先んじてカラー作品として
OAされ第1期怪獣ブームを定着させたし、スペクトルマンも帰って
きたウルトラマンや仮面ライダーに3ヶ月先んじて始まっていると
いうのも注目したい。

 時代劇ヒーローものとして同時期にOAされていた変身忍者嵐の
スタッフが快傑ライオン丸の造形などを見て、クォリティーが凄
いとい感心したらしい。

 また電人ザボーガーはバイクが変形起動する等身大ロボット作品
で、トランスフォーマーのさきがけのような作品。

 まぁ鉄人タイガーセブンのようにシリアス過ぎるストーリー展開
で視聴率的に苦戦した作品もあるが、例えば風雲ライオン丸のラス
トで弾獅子丸がマントルゴッドを倒しマントル一族を壊滅させるも
戦国時代の戦乱は終わらず虚しさに満ちた顔をしていたのが印象的
でリアルさを追求していたのかと思ったりする。

 こうしてみると円谷や東映作品に比べても遜色ないピー・プロ作
品がTV番組では06年のライオン丸G、映画では11年の電人ザボーガ
ー以降作られてないのは残念だし深夜番組でもいいから何か作って
欲しいと思うのだ。

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