ロンドン銅の清水メダル確定 ボクシング(日刊スポーツ) - goo ニュース
仁川アジア大会のボクシング競技でロンドン五輪の銅メダリスト・
清水聡が、準々決勝で中国の王磊に2－1の判定勝ちしベスト4に
進出しメダルを確定させた。
今大会の男子ボクシングは6階級のエントリーのうち先述したライト
級の清水だけでなくフライ級の林田翔太もトルクメニスタンのジュマ
エフに判定勝ちしベスト4に進出してメダルを確定させ、他にも今日
敗れたもののウエルター級の鈴木康弘と明日試合をするLウエルター
級の川内将嗣もベスト8に進出するなど健闘している。
最近のアマチュアボクシングは一時の低迷から脱し複数メダルを
狙えるようになっているのだが、残念ながら放映権を持っている赤坂
TVは中継すらしてないのだ。
他にもプロが参加してない野球や世界選手権とダブっているので
注目度のない女子バレーなど多くの競技が中継されてない。
今大会の地上波放映権を持っている赤坂TVは民放だから仕方ないと
いう事ではあるが、視聴率が取れそうな種目ばかりをOAしており他の
種目までカバーできておらずレスリングでも女子の種目はOAしても
男子の種目は全く触れてないのが実情だ。
それが顕著だったのは昨日と一昨日のレスリングの中継の仕方で、
赤坂TVが中継した一昨日は女子の2階級のみのOAだったのに対しNHKの
BSがOAした昨日は当日行われた男女全ての階級の3位決定戦と決勝を
OAしていたので凄く見やすかったのだ。
五輪やアジア大会のような総合大会の中継をする場合は同じ時間
帯に複数競技の決勝が集中するので民放一局で全てをフォローする
のは無理があるのだから、放映権を取っているのならNHKのBSがOA
しない日は せめてサブチャンネルを使ってでも中継するべきだろう。
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ただ、今と違って、20年前の民放局は各競技の国際大会の「囲い込み」はそれほどされてない時代だった。
ましてや、野球・サッカー・バレー・ボクシング等を除いた所謂「マイナー競技」を五輪以外でゴールデンタイムで生中継することなんてあまりなかった。
それだけに、TBSが20年前の広島大会で多くの時間を割いて様々な競技を中継したことは、当時は結構好意的に評価されていた。
現在のように多チャンネル化の時代ではなく、視聴率もあまり良くなかったかもしれないが、TBSの中継姿勢を「一服の清涼剤」だと評する新聞社もあったほどだ。
しかし、20年経った今では「危険ドラック」にまで落ちぶれるほど、TBSの中継姿勢は視聴者を舐め切っているとしか言いようがないな。
あんな手口なら、前回までのようにTBSは深夜にダイジェストを流して、中継の主導権をNHKにさせた方が遙かにマシだったよ。
まったく競技の流れなどを豪快に無視して自国の選手ばかり映すスタイルは心あるファンを愚弄するものですよね。
しかも午後の部の競技もまともに映さないのなら放映権を返上するべきでしょう。