もはや大関に勝っても殊勲ではない?


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20221127-0287

 昨日千秋楽を迎えた大相撲九州場所は2敗でリードしていた前頭
筆頭の高安を3敗で追う阿炎が勝って3人が3敗で並ぶ優勝決定戦=
巴戦となり、阿炎が高安と大関・貴景勝に連勝して初優勝を飾った
のだが3場所連続の平幕優勝は史上初らしい。

 先場所休場して西9枚目まで番付を下げていた阿炎だが8日目まで
1敗だったのが9日目から連敗するも、そこから持ち直し14日目には
豊昇龍に勝って引きずり下ろすと共に3敗をキープして千秋楽を迎
えていた。

 これで名古屋の逸ノ城、秋場所の玉鷲に続いて3場所連続平幕優
勝となったのを見ると、もはや番付とは何ぞやという事になる。

 とりあえず今場所の貴景勝は優勝争い加わり優勝決定戦にも出た
のだが、ここ一番で勝てないというのは相変わらずで大事なところ
で悉く痛い星を落とすというのが定番になってきている感じだ。

 それにしても今年の年間最多勝が関脇の若隆景という事自体、例
年ありえないわけでいかに横綱や大関たちの地力が下降気味かとい
う事だろう。

 千秋楽に巴戦で大関が勝てずに平幕に負けるというのは、いかに
平幕と大関の差がないのか分かる一方で朝青龍や白鵬ら横綱達の存
在がありがたかったか実感するではないか。

 以前関脇の逆鉾が大関・若島津に勝ったのにインタビュールーム
に呼ばれなかった事をボヤいていたが、当時の若島津は引退間際で
勝ち越しがやっとという状態だったので仕方なかったのだろう。

 そういう意味で横綱や大関に勝つと殊勲インタビューと言われる
のだが、今の大関に勝っても殊勲ではないという事になるのではな
いかと思ったりする。

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