シン・ウルトラマンと初代ウルトラマン

 早いものでシン・ウルトラマンを公開4日目に次男と一緒に見て
1週間経つが、まだまだネタバレできないためウィキにて登場して
いるネタなどについてアップしたい。

 今回登場する敵キャラはネロンガ・ガボラ・ザラブ星人・メフィ
ラス星人になるのだが、これらのオリジナルEPの脚本はネロンガと
ガボラは山田正弘でザラブとメフィラスは金城哲夫が担当していた
のを見るとウルトラマンの世界を支えた人達だという事が分かる。

 ご存じのように金城哲夫はウルトラQからセブンまでメインライ
ターでQで12話、ウルトラマンは14話、セブンで15話を担当してい
るのだがセブンは途中からマイティジャックの製作に携わった事か
ら後半は4話しか担当してない。

 また山田正弘はQとウルトラマンで金城哲夫に次ぐ6話を担当して
いるのだが、セブンでは共作で2話のみと一気に激減している。

 一方セブンは上原正三が金城哲夫に次ぐ11話を担当しておりQと
ウルトラマンの2話づつから一気に増やしており、他にも市川森一
らが担当するなど金城哲夫&山田正弘達から世代交代のような形に
なっているのが興味深い。

 Qとウルトラマンは劇伴が宮内国郎なのに対して、セブン以降は
冬木透になるなどウルトラシリーズではあるがウルトラマンまでと
セブン以降は若干毛色が違うわけだ。

 つまりウルトラマンまでは少しファンタジー的な雰囲気だったの
に比べるとセブンはシリアスでハードな作風だから金城哲夫など、
どちらかといえばウルトラマンまでの方が作風に合っているのでは
と思ったりする。

 それを考えるとシン・ウルトラマンを制作した庵野秀明氏にとっ
て初代ウルトラマンへのリスペクト溢れる考えだったろうし、どち
らかといえば帰ってきたウルトラマンのファンだった庵野氏が監督
ではなく樋口真嗣が監督をしたのもそういったところかもしれない。

 

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