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こーじ苑
朝青龍ついに引退!
事実語らず幕引き=「相撲には悔いなし」-朝青龍(時事通信) - goo ニュース
今日の夕方ニュースを見ていたら‘朝青龍引退’と出ていたので驚いたと
共に‘来るべきものが来たか’と思った。
先日も記したようにプロボクサーが例え酔った勢いでも試合以外で相手を
殴ると犯罪になるが、力士も然りで今回の朝青龍のように泥酔していても
一般人を殴る事自体が犯罪になると思っていた。
だから朝青龍の今回の事件は07年に巡業をさぼってモンゴルに無断帰国
してサッカーに興じていたのとは全然性質が違うものだし、世間一般の常識
からいっても許されるものではないだろう。
事実横綱審議員のメンバーも今回の事件を重く見て引退勧告書を出して
いたようで、このままでは解雇や除名などになると退職金ももらえないため
先手をうって自ら引退という形にせざるをえなくなったという事だろう。
協会側にしてみると朝青龍は不祥事は起こすものの人気力士だけに
解雇などの厳しい処置はできるならやりたくないという姿勢だったが、
横綱審議委員会をはじめ世論も うやむや決着を許さないという空気だった
ので止むなく引退勧告をちらつかせたので朝青龍側が それを察知しての
ではないか。
それにしても・・・・・である。
才能溢れる朝青龍の相撲を見る事ができなくなったのは寂しい限りで、
朝青龍の起こした相次ぐ不祥事は高砂親方をはじめとした協会の指導力
不足が浮き彫りになったとも思える。
勝った時のガッツポーズぐらいまで許せても巡業をサボって無断帰国と
いうのは噴飯モノで出場停止処分まで受けていたが、反省したように見えず
場所中にも拘わらず泥酔しての暴行事件にエスカレートしてしまった。
角界には‘力こそ正義’という理論があり、番付が1つ違うだけで天と地の
差があるといわれていたが、一方で強くなればなるほど他の力士への模範
として礼節をわきまえられるようになるというのが もう 1つの常識だった。
ところがなぜか朝青龍には それがなく‘強いだけ’の横綱で‘強ければ何を
してもいい’という考えに傾倒していったと思われ、それを本来チェックする
べき親方がチェックできなかったという事だろう。
例え横綱でも不祥事を起こせば解雇されるという見せしめになってしまっ
た朝青龍だが、残念ながら自業自得で今回ばかりは弁解の余地はない。
こういう事が2度と起こらないためにも相撲協会は尽力して欲しいものだ。
横綱は強いだけでは いけないのだから。
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むしろ格闘家、闘う男としては敬意を表します。非常に残念なニュースですね。
相撲取りとしてではなく、一人の個をどこまでも貫いてきた朝青龍の生き様は結構好きだったのですが…角界はそれを非とする事で成り立っている訳で、彼にとっては狭苦しいスポーツだったでしょうね。
昔、同じく横綱だった曙が「横綱になるのは大変だった、でも勤めるのはもっと大変だった」と言っていたのを、思い出しました。
仰るように、格闘技選手の身体というのは、格闘技をやっている人たちにとっても凶器、やっていない人たちには推して知るべしです。今までもあれこれ問題起こしてたんだから、本人も周囲も自重自戒しないと、それがなかったのが最大の原因でしょう。
しかし、T親方のノー天気ぶりは昨日今日ではありませんが、あのあとのご行状には呆れてものが言えませんでした。
格闘家としては尊敬できるのですが、やはり場所中に泥酔して一般人を殴るのはマズイですよね。
初犯でも3場所ぐらいは出場停止でしょうから。
事実上の解雇というのもこれまでの所業の積み重ね
が響いています。
>NEXUS(偽)様
たしかに もったいない話ですよね。
親方衆をはじめとした連中が出世前から上手く指導できていれば、よかったのですけど・・・・・
まぁマイク・タイソンと同じパターンですね。
>こうちゃん様
基本的に高砂親方と前理事長がA級戦犯でしょう。
指導力のない親方と、彼任せにした理事長ですからね。
特に前理事長は一門でもないのに解雇反対で甘い処分を考えていましたので。
>怪人太郎冠者@1553様
そうなのですよ、武蔵川部屋あたりに入門していたら ここまで増長する事がなかったと思います。
今度のネタにしようと思ってますが、朝青龍とマイク・タイソンは同じようなキャラになってしまいましたね。
タイソンも彼を抑える者がいなくなってから暴走しましたけど、朝青龍も然りでした。
タイソンにはカス・ダマトがいましたが、朝青龍にはダマトにあたる人がいなかった(前世は秋田で熊猟師だったプロモーターにあたる人はいたようですが)、それも悲劇の一因かもしれません。しかし、未成年ならいざ知らず、20代にもなれば、こんだけ不祥事を起こせば、いずれどうなるって分かると思うんですけどね。
野球では長嶋さんや王さんのように、実力もさるこおながら共に他の模範となる人もいましたが、名球会前会長や喝氏、さらには月見草オヤジのようにただ実力があるだけで、実力があれば何をやってもいいと、したい放題の輩もいましたが、これはどこの世界でもあるみたいです。
横綱になった当初は大鵬親方らのアドバイスを真摯に受けていたものの、7場所連続優勝した頃から大鵬親方のアドバイスすら全く聞く耳持たずになったようですね。
やはり怖い人間がいないとダメという事でしょう。
まぁ王道=ON、覇道=月見草ですが、朝青龍も覇道を行った末の暴走というところでしょうけれど。
今回の一件にしても、示談がどうなったか知りませんが、事情徴収だってあるかもしれませんから、(気晴らしやウサ晴らしは必要ですが)会見直後にハワイでゴルフなど言語道断。本当に反省してるのか、です。
その点、政界の方は第一人者が範を示し、しかも部下たちは親分子分の道はかくあるべしを態度で示すなど、全く言うことありません!
織田信長が優れていたのは、普段はやんちゃな格好で闊歩していても大事な時には しっかりとした格好を
して臨めていたという事があります。
やはりメリハリが付けられないと一流にはなれませんよね。
ハワイでゴルフ三昧など反省の意識は ないに等しいでしょう。