昭和ライダーの魅力を引き出す挿入歌

 昭和仮面ライダーには図らずも改造人間にされた悲劇的な心情を
歌う挿入歌が必ずあり、この歌が昭和ライダーの魅力を引き出して
いると個人的に思う。

 最初に聴かれたのは仮面ライダー3曲目のエンディング=ロンリー
仮面ライダーで、最初に聴いた時に小学生ながら凄い歌だと思った
し実際この歌を社会科見学に行くバスの中で歌う同級生は多かった。

 ‘悲しみを噛みしめて1人戦う’など孤独に耐えながら、人々を守る
ために戦い続ける仮面ライダーの姿を描いており子ども心の琴線に
触れる素晴らしい歌で仮面ライダーを代表する歌だと思う。

 このタイプの歌が昭和ライダーには必ずある。

 V3ではV3の一人歌で家族を殺され自らも瀕死の重傷を負い生き
残るために仮面ライダーV3に改造された風見志郎の心情を歌ってお
り、戦いが終わって1人になった時に亡くなった父や母に妹を偲ん
だ歌詞は秀悦だ。

 仮面ライダーXでは神敬介の歌で亡き父の想いを受け継いで父を
殺し、自らを瀕死の重傷に追いやったGODを倒す決意を固める内
容の歌はエンディングで使われてもよかったのではないかと思う。

 仮面ライダーアマゾンでもアマゾン一人や東京ジャングルなど、
アマゾンのジャングルから見知らぬ都会でカルチャーショックを
受けるアマゾンの心境が歌われているなど名曲が多い。

 こうしてみると昭和ライダーは、マイナー調の曲が似合うと思
うのだ。

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