三浦隆司、ボクサー人生 大一番の賭けに出る

三浦が8月に初防衛戦=敵地で1位トンプソンと―WBC・Sフェザー(時事通信) - goo ニュース

 4月に山中慎介がメインのトリプルタイトルマッチでWBC:Sフェザー級タイ
トルを奪取した三浦隆司が8月17日にメキシコで1位のセルヒオ・トンプソン
相手に初防衛戦を行う事が6月21日に発表された。

 三浦は日本王者だった2年前の11年1月に内山高志の持つWBA:Sフェザー級
タイトルに挑み左ストレードでダウンを奪ったものの、右手を負傷した内山 から
左一本で目を潰されてギブアップした後に帝拳ジムに移籍し4連勝した 後に同門
の粟生隆寛からタイトルを奪ったガマリエル・ディアスに挑戦し 4度のダウンを
奪って9RKO勝ちしタイトルを奪取している。

  国内でタイトルを奪取して初防衛戦を海外で行った日本人世界王者はロイ ヤル
小林と、ジムメイトの下田昭文がいるものの いずれも失敗しているので 3度目の
正直なるか?

 現在 日本の世界王者は7人いる中で三浦は残念ながら知名度が低いため何か
しらのアピールが必要になるので敵地で1位の挑戦者を相手に防衛に成功すれば
一気に上がることは間違いないだろうし、実際ジムの先輩である西岡利晃が 同じ
ようにタイトル奪取時にジョニー・ゴンサレス相手に敵地での防衛戦を 義務付けられ
ながら逆転KO勝ちしラスベガスでのビッグマッチに つなげている。

 挑戦者のトンプソンは27勝中25KOのハードパンチャーではあるが希望がある
のは打ち合いになりそうだという事。  三浦も25勝中19KOというハードパンチャー
だが困るのは足を使って打ち合いを 避けてポイントアウトされる事で、実際76年に
ソウルで初防衛に失敗したロイヤル 小林は徹底的に足を使って動き回られて0-2
の判定負けを喫している。

 ただし打ち合いが好きなメキシコのファンの前で格上と自認するハードパンチャー
のトンプソンなら少なくとも足を使って打ち合いを避けるようなマネをする確率は低い
ので、KO負けするリスクは高いものの三浦のパンチで倒せる 可能性も高いので
十分チャンスはある。

 思えば西岡もタイのナパポーン相手に勝って暫定王者となり正規王者のイスラ
エル・バスケスがタイトルを返上したので正規王者に昇格するという幸運に恵まれ
た王者と思われていた。

 ところがメキシコでのジョニ・ゴン戦で逆転KO勝ちして一気に運が開けているので、
三浦も何とかトンプソン戦をクリアしてメジャー王者の仲間入りを して欲しいものだ。

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