プリンター・チェンジ

　12月に入り、年賀状を印刷する時期になった。
　当然のようにプリンターの活躍が始まるのだが、刷って
みると妙に青い部分が紫っぽいのだ。
　我が家の年賀状は、3種類ある。
　最初に刷ったのが父親のお客さん用で、こちらを刷った
時には ほとんど目立たなかった。
　ところが若手のお客さん用のハガキを刷ると、色の異常
が目立ち始めた。
　これでは子供の画像を載せた家庭用の賀状が、ダメだ。
　実際に家庭用を刷ると、明らかに色がおかしい。

　仕方ないのでヘッドクリーニングをしたり、ヘッドを
お湯に浸けてインクづまりを解消しようとしたのだが、
青色の出がいくらか改善されたものの今度は赤色が出なく
なった。かえって悪化しているではないか！

　詳しい先輩に電話で相談したところ‘ヘッドを換えるか
新しいプリンターを買うか’との事。

　今の時期に修理に出しても戻って来るのは、１週間から
10日はかかるだろう。
　それではラチが明かないので、昨日購入する事にした。
　幸い1万円台前半であったので、即刻購入。

　ただ問題は、インクだ。
　このプリンターのインクは、7eだ。
　ところが今までのプリンターは、3eだった。
　悪い事に今年の年賀状印刷では、インクが足りなくなる
ので新たに買っていたのだ。
　店員さんに「3ｅを7eに換えてもらえないか」と尋ねると
「今は、3eを使用しているプリンターが製造中止だから
3eから7eはOKだが、7eから3eはダメです」という事らしい。

　帰りの車の中で‘あ～あ、インク4本が無駄になった’と
思っていたのだが・・・・・・。
　帰宅してビックリ！何と新たに買っていたインクは、7e
だったのだ。
　つまり新たに買った時のインクを使っていたら、合わな
かっただろう。
　つまり‘新しいプリンターを買うように’という事だった
のかもしれない。
　
　ちなみに新しいプリンターで刷ったハガキは‘こんなに
違うのか！’というぐらいキレイだった。
　やはり新しいプリンターは、いい！