ブラジル戦に控えメンバーを先発させるアギーレ監督を支持する

本田「これが現実です」(日刊スポーツ) - goo ニュース

 10月14日にシンガポールで行われたサッカーの国際親善試合で、
ハビエル・アギーレ監督率いる日本代表はブラジルから0-4で完敗
したのだが本田圭佑や長友佑都らを先発から外しての負けだけに
マスコミの風当たりが強い。

 とりあえずマスコミの論調は‘格下の日本が格上のブラジルを
相手に控え中心で臨むのは言語道断’というものだが、これこそ
木を見て森を見ずというもの。

 アギーレ監督の当面の目標は来年1月にオーストラリアで開催
されるアジア杯での連覇で、9月から組まれている3ヶ月連続の
親善試合2連戦はアジア杯で勝つための選手選考が最大の目的と
なる。

 だから あらゆる選手を使って ふるいにかけている段階なの
だから、例え相手がブラジルだろうとその姿勢を貫けるアギーレ
監督の姿勢に個人的には大いに賛同できるし これこそが前監督
に欠けていたものではないか。

 どんな監督にも一長一短があるので一概には言えないが前監督
時代はメンバーが固定されていたので、4年後を考えると選手の
入れ替えという作業は必須だ。

 思えばフィリップ・トルシエが就任1年目の99年に参加したコパ
アメリカでは1分2敗だったもののフランス組をふるいにかける作業
を行ったし、01年のコンフェデ杯ではブラジル相手に控え中心で
臨み0-0で引き分けてグループ1位を決めるなど思い切った選手
起用を行っていた。

 そもそも親善試合というのは公開スパーリングのようなもので
必ずベストメンバーを揃える必要はないし、親善試合で好成績を
残しても今回でいえばアジア杯で負けては意味がない。

 前監督がメンバーを固定し続けたおかげで主力選手と控えの間に
レベルの断層ができしまっているのを考えると、控え選手達にも
ブラジルのような強豪との対戦経験を積ませるというのは悪い事
ではない。

 日本には‘試合をするからには必ずベストメンバーで臨み勝ちに
いくべし’という考えが未だに主流になっているが、こういう考え
を持ち続ける限り進化はない。

 まぁブラジル相手に控え中心で臨んだ事に文句を言う者達の中には
海外組を起用しないと視聴率が上がらないと考えている連中が多数を
占めるのだろうが・・・

 

 

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