キノコモルグからメ・ギノガ・デへ

 今から50年前にOAされたのが、仮面ライダー25話・キノコモル
グ編の後編だった。

 キノコモルグは無期懲役で服役中の囚人を毒キノコのエキスに
1週間浸けて誕生させ、武器は口から発射する毒キノコ胞子で浴び
た人間を仮死状態にするわけで仮面ライダーも前編でコレを浴びせ
られ変身が強制解除となりショッカーアジトに連行されたところで
前編が終わる。

 主人公が毒キノコ胞子を浴びて重篤な状態になるといえば29年
後の仮面ライダークウガEP18に登場したメ・ギノガ・デが、クウ
ガに一瞬のスキを突いて毒胞子を送り込み先頭不能にするのを思
い出すがメ・ギノガ・デの姿を見てもキノコモルグへのオマージ
ュというのが分かる。

 後編は冒頭で仮死状態に陥った一文字隼人を回転ノコギリで処刑
しようとするのだが、ここで解毒剤を注射し意識を取り戻させて痛
みと恐怖を与えながら処刑しようとする。

 ここで戦闘員に化けて潜入したノコギリを止めて隼人を救出した
だけでなく、解毒剤を奪って脱出し中田博久演じる小池医師に渡し
て分析させ大量生産する形で最終的に感染者達を救出し再戦でキノ
コモルグを倒して終わる。

 正直言ってキノコモルグ自体はそこまで強くなさそうなのだが
厄介なのは毒キノコ胞子で、これさえなければそこまで強そうで
はなかったし最後も解毒剤をかけられてライダーキックで倒され
るわけだ。

 それから29年後のクウガでグロンギ版キノコモルグのメ・ギノガ
・デを登場させ、クウガを瀕死の状態に追い込むものの復活したク
ウガのグローイングフォームでのキックに敗れるのだから決して強
くはないが厄介な武器を持つという伝統を引き継いでいる。

 そして危篤状態に陥った雄介に電気ショックを与える事が原因で
古代になかったライジングフォーム誕生の原因にもなるのだから、
東映スタッフも考えているなと思う。

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