父親の転倒事件!

 昨年の今頃の話。
 小学生と幼稚園生の兄弟が、カットに来た。
 待たせると後が大変だから、最初に幼稚園生の弟をカット
して終了後に小学生の兄ちゃんをカットする。
 当然のように弟の方は、先に終わって客待ちで退屈そう。
 まだ‘クレヨンしんちゃん’の単行本も、まともに読めそうもない。
 そこで私の息子2人を裏から呼んで一緒に遊ばせようとした。


 ‘友達が来た’という事で息子達は嬉しそうに出てきて、特に
長男は自分で作ったレゴブロックの戦闘機を見せびらかせる。
 そこへ手が空いた父が‘表で遊ぶか’と言う。
 というのも、この日は朝から天気が良く室内で過ごすにはちょうど
よかったのだ。

  そうこうしている間に父が‘駆けっこをするか’と提案。
 我が家の前の道路は、そこそこの広さの一方通行だから横断する
形での駆けっこだ。
 とはいえ幼稚園の年長の2人と、3歳になる次男との駆けっこだから
父はスローペースで走り始めた。
 小学生の兄ちゃんのカットが終わり頭を洗い始めた頃に何気なく
外を見てみると何と父がスローモーションのように転んだのである!

 しかも、

いわゆる顔面ダイブ!

‘な、何しよるんだぁ・・・・・、

ウケ狙いか・・・・・!’

と思えるような転倒シーンだった。
 外に出てみると

メガネはフレームが曲がり、顔を擦りむいて

酷い顔に!

 父に言わせると‘小さな子供相手という調子もよかったので 5回ほど
走ったけど、突然足がもつれた。先に手を突いたので顔面から落ちた
わりに骨折などしなかったのが不幸中の幸い’

 自分で消毒をして薬を塗った後‘上で休んでくる’と言って、 3階の
自分の寝室に引っ込んでしまった。
 結局ハデに転んだわりに擦り傷だけで済んだのが、不幸中の幸い。
 ただしその後、父は筋肉痛に襲われたようだ。

 やはり転倒すると体に負担が かかるという事か。

 これに懲りたのか今年74歳になる父は息子達に2度と
‘駆けっこをしよう’とは言わなくなった。

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