改めて井岡一翔や田中恒成の凄さが分かった昨日の興行

gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20221101-0254

　昨日さいたまスーパーアリーナで行われた寺地拳四朗と京口紘人
によるLフライ級WBA＆WBC統一戦をメインとした興業はセミファ
イナルでWBO：Lフライ級タイトルマッチだけでなく、前WBOフラ
イ級王者・中谷潤人のSフライ級転向第1戦とライト級サバイバル戦
の吉野修一郎ー中谷正義戦と興行でメインを張れるカードが4試合
行われた。

　中谷潤人の対戦相手WBO：Sフライ級3位のフランシスコ・ロド
リゲスは昨年9月にWBO王者・井岡一翔に挑戦していたし、WBO：
Lフライ級王者ジョナサン・ゴンサレスは19年8月にWBOフライ級
王者・田中恒成に挑戦し７RTKO負けしている日本ではなじみ深い
面々。

　だからこそ試合前の予想でゴンサレスに挑戦する岩田壮吉は田中
恒成と比較されるし、ロドリゲスと対戦する中谷潤人は井岡一翔と
比較の対象になるわけだ。

　そして結果を見ると田中恒成や井岡一翔らの凄さを実感するもの
だった。

　岩田は前半こそゴンサレスのボディを中心に攻撃して、やや優勢
に試合を進めるも後半は完全なゴンサレスペースとなりポイントア
ウトされる事に。

　また中谷も頭から突っ込んで来る変則的なロドリゲスの攻撃に手
こずり採点上は完勝だった一方で手こずった感は拭えず、Sフライ
級転向第1戦という事を考慮しても井岡に挑戦したら塩漬けにされ
るのでは？と思った次第。

　特に井岡は対戦相手の長所を消してしまうためエキサイティング
にはならないので評価されづらいのだが、今回のように中谷が妙に
手こずったロドリゲス相手に何事もなかったかのように快勝してい
たのだから改めて井岡は凄いと思うし岩田に快勝した老獪なゴンサ
レスを倒した田中恒成も然りだ。