ヒーロー作品に合うBGM

 先日記したようにULTRAMANを見ていたが、これはウルトラマンネクサスのプロローグといえる作品だった。
 とはいえ多少違和感があったのがBGMが小澤正澄だったのに対し、ネク
サスは川井憲次だった事。

 昭和ゴジラのBGMは第1作をはじめ8作品を監督した本多猪四郎作品は
伊福部昭が担当している。
 だから84年にゴジラが復活したのは嬉しかったがBGMが伊福部昭では
なく、小六禮次郎だったのは残念だった。

 小六ミュージックが決して悪いわけではなく、むしろスーパーXや自衛隊・
湾岸集結のテーマなど好きなのだが やはりゴジラ作品には伊福部ミュー
ジックという拘りが深層心理にすり込まれていた。
 だから個人的に私のゴジラは伊福部昭が最後に担当した 94年のゴジラ
vsデストロイアで終わっている。

 第2期ウルトラではタロウ以外は冬木透がBGMを担当しているが、明るく
快活なタロウの世界は冬木透より担当した日暮雅信の方が合うと思う。

 昭和の仮面ライダーは菊池俊輔が有名だが、彼のBGMはアップテンポが
特徴で仮面ライダー以外にも超人バロム1 やロボット刑事K 鉄人タイガー
セブン 電人ザボーガーなどを担当している。
 円谷作品ではジャンボーグAが唯一の担当作品になっているものの、
やはり巨大ヒーローにはテンポが良過ぎるのは合わないのか主なウルトラ
作品では使用されなかった。

 そういえば第1期ウルトラシリーズのバトル場面を編集したウルトラファイト
という番組があったが、BGMはウルトラQやウルトラマンを担当した宮内
国郎。
 ただウルトラマンのバトルシーンはいいのだが、セブンのバトルシーンは
オリジナルが冬木透なので今ひとつだった感が強い。

 こうしてみるとヒーロー作品ではBGMの占める要素が いかに重要か
分かる。

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