今こそ中村俊輔を外す時

俊輔、左足首完治は無理? W杯ドイツ大会悪夢再び?(夕刊フジ) - goo ニュース

 5月24日に行われた岡田ジャパンの壮行試合となった日韓戦で、左足首を
痛めてまともに動けなかった中村俊輔がスタメン落ちの危機という記事が
まことしやかに流れている。 

 個人的には‘これぞ暁光’だと思うしサッカーの神様が‘中村俊輔を外せ’
と言っているようなものだろうと思う。

 中村俊輔は もともとボールポゼッションの高いチーム、つまりボールを長く
保持できるチームでは機能するが低くなればなるほど機能しなくなる。
 W杯アジア予選などでは日本は格上だったので当然のようにボール保持
時間は長く中村の持ち味も発揮できたのだが、W杯本番での対戦相手は
明らかに日本より格上でボールを保持できる時間も短くなるのは確実だから
持ち味は発揮しづらいだろう。

 すると ただでさえ守備に難があり、足首を痛めてコンディションの悪い
中村が活躍できる確率は非常に低くなるのは確実だし岡田監督は
‘試合の前半は守備的に行く’とコメントしているからには まともに動けない
中村を起用するのはリスクが大きい。

 更にモスクワでチームの柱として活躍している本田圭祐の方がエスパ
ニョールで殆ど活躍できずに帰国した中村よりも格が上だし、コンディション
もいいはず。

 それを考えれば中村と本田の どちらを中心に戦うかは自ずと決まって
くるのではないか。

 4年前のドイツW杯で中村は発熱して まともに動けなかったにも拘わらず
全試合に出場したが、全く機能せずに2敗1分でグループ最下位に終わった
のを忘れてはいけない。 
 やはりチームに1人でもベストコンディションを作れない選手が出場する
事は、ただでさえグループリーグで最下位候補筆頭の日本が3戦全敗という
98年の悪夢の再現になりかねない。

 岡田監督は12年前に現在でも賛否両論あった三浦知良を外すという英断
を下したのだが、結果的に運が悪かったとはいえジェノアで1点しか取れな
かったカズと ペルージャで1年目に10点を取った中田英寿を見比べれば
中田中心のチームでフランスに乗り込んだのは正解だった。

 だから岡田監督は今こそコンディションの悪い中村
俊輔をレギュラーから外すべきだろう。

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コメント
 
 
 
神が創った偶然のチーム (猫なべ)
2010-05-28 21:09:27
こんばんは、こーじさん

私も同感ですね。
もし俊輔の具合が回復しないのであれば、サポートメンバーの香川と交代する大胆さも必要だと思います。
監督が結果に全責任を持つのであれば、非情な決断を下す覚悟は必要ですから。

また、指揮官は己の信念を曲げないことも大切ですが、
時には状況に応じて戦略や戦術を変更する柔軟さも大切だと思います。

1974年西ドイツW杯の西ドイツは、2人の司令塔の起用を巡って論争がありましたが、
最終的にシェーン監督は不調だった天才ネッツァーを切って、
オフェラートを軸にしたら優勝しました。

1990年イタリアW杯のイングランドは、初戦のアイルランド戦があまりに絶不調だったので、
オランダ戦でそれまでの4バックから、今まで試したことの無い3バックに変更したら、
なぜか好調になり、結局ロブソン監督は変化を受け入れて4位に入りました。

ただ、日本人は「教師タイプ」の監督像を望んでいるフシがあるので、
「勝負師」タイプの監督はあまり好まないような気がするのがネックですけど。
それに、マスゴミが扇情的にギャーギャー騒ぎますからね(苦笑)。
 
 
 
なぜかマスゴミは (こーじ)
2010-05-28 23:40:07
>猫なべ様
 そうなのですよね、ネッツァーよりオフェラートと
いう好例がありましたね。
 
 どうしても日本のマスゴミはネッツァータイプが好きなので、それ系の俊輔びいきになるケースが多いのは分かりますが外したらカズの時同様バッシングするのでしょうね。

 日本が欧米の強豪から得点するにはトルシエの言う
オートマティズムは必要不可欠ですが、俊輔はそれを
阻害してしまうようにボールを留めてしまいますからね。
 トルシエが俊輔を外したのが分かる気がします。
 
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