箱根駅伝と大学ラグビー

　毎年正月休みに必ずTV観戦するのが、元日の天皇杯サッカー
・ファイナルと2日の箱根駅伝と大学ラグビーである。
　元日には、全日本実業団駅伝が朝からあるけど こちらは今
ひとつ熱中して見る事もない。
　だから14:00前から天皇杯が始まると当然のようにチャンネルを
替えるのだが、2日の箱根駅伝と大学ラグビーが困る。
 

　というのが、箱根の最も面白い小田原からの山登りが始まるのが
12:00頃から。
　ところが12:15から大学ラグビーのセミ・ファイナルが始まるのである。
　スポーツライターの生島淳氏によると‘箱根駅伝はTV画面を見ながら
NHKのラジオ中継を聞くのがベスト’らしいが、残念ながら我が家の電波
事情はラジオの受信には今ひとつ。
　ノイズが多いので、聞きづらいのだ。

　今日などラグビー大学選手権のセミ・ファイナルは、第1試合は慶應
ー明治戦で、第2試合が早稲田ー帝京戦。
　カードを見ると第1試合の方が、過去2試合とも引き分けていたのに
対し 第2試合は対抗戦で早稲田が圧勝していた。
　だから慶應ー明治戦が、箱根の山登りとダブるので困る。
　結局、慶應のペースで試合が進んだので駅伝とチャンネルを 切り替え
ながら見たが、やはりラグビーのいい場面が続いて駅伝への切り替えが
遅れたため早稲田が一気にトップに立ったシーンを見逃してしまった。

　　生島氏も著書の中で‘ラグビーの第1試合を 13:00～13:30ぐらいに
キックオフしてもらえると両方楽しめるのだが’と語っていた。
　両方とも面白いので、競合を避ける意味でもラグビーの開始時間を
ズラせないものかと思う。
　もっとも勝負事は、やってみないと分からないもので慶應ー明治戦は
慶應の負けはない展開だったのに対し、早稲田ー帝京戦は予想外の
接戦となって面白かった。
‘早稲田ー帝京戦が第1試合だといいのに’などと一緒に観戦した友人と
言っていたが、第2試合でよかったと考え直した。

　　一方駅伝は早稲田の往路優勝で終わったが昨年優勝の順天堂が、
1区で出遅れただけでなく 山登りで残り数百メートルで脱水症状で途中
棄権というアクシデントがあった。
　これには大いに驚いた。