錦織圭、価値あるクレーコートでの連覇

錦織が2連覇=日本選手単独最多9勝目―男子テニス・バルセロナOP(時事通信) - goo ニュース

 日本時間の深夜に行われたテニスのバルセロナOPの男子シングルス
決勝で世界ランキング5位で第1シードの錦織圭はスペインのパブロ・
アンドゥーハルに6-4、6-4のストレートで勝ち昨年に続く連覇を
果たした。

 試合は第1Gでいきなりブレークされるものの第2Gでブレークバック
すると5-4で迎えた第10Gを再びブレークして第1セットを取ると、
第2セットも第1Gをブレークされたが第8Gでブレークバックし第10G
もブレークしての勝利だった。

 錦織は基本的に全豪や全米で使用されるハードコートは得意だが、
クレーコートは昨年バルセロナOPで優勝しマドリッドOPでも決勝進出
しているわりに あまりいいイメージがなかった。

 しかし昨年に続いてクレーコートでの連覇だけでなくクレーキング
と言われるラファエル・ナダルも早々と敗退する波乱の展開で、決勝
では地元の大声援を受けたアンドゥーハル相手に体調が今ひとつ
ながらも試合のポイントをしっかり押さえてのストレート勝ちは大いに
意義があると思うのだ。
 
 好調時に勝つのは当然だが不調時にこそ勝ちきれるのがトップシー
ド選手の証拠なので、これで5月のフレンチOPが楽しみになってきた。

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