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こーじ苑
阿部一二三、死闘を制して五輪代表確定
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/sports/mainichi-20201213k0000m050078000c
来年行われる東京五輪の柔道男子66㌔級代表決定戦が講道館で
今日行われ、阿部一二三が丸山城志郎に延長の末優勢勝ちし唯一
決まってなかった最後の一階級代表がようやく決定した。
共に世界王者同士の対戦という形になったのだが本来なら4月
の全日本選抜体重別選手権の決勝で対戦して決まるはずが、コロ
ナ禍の影響で行われず止むなく講道館で1試合限定の直接対決と
して行われる事に。
両者は過去7度対戦し阿部が3勝4敗と負け越していたのだが、
昨年のグランドスラム大阪大会では阿部が勝っており試合前の予
想は互角に思われ試合展開もその通りになる。
基本的に両者の戦いはトーナメントなどでは決勝がほとんどな
だけに数試合をこなした末だから、どちらかに何かしらのハンデ
があるのだが今回は全くの互角条件というのも珍しい。
試合が始まると阿部が仕掛けて丸山が迎え撃つ展開で進み2分
30秒と延長1分過ぎに丸山に指導が来るものの、直後に阿部も1つ
もらうなどしていたが延長12分に阿部も2枚目の指導を貰う事に。
そして迎えた20分に阿部が仕掛けた大内刈りが有効となって、
遂にゴールデンスコアで決着が着いたのだった。
試合展開を見ると本戦の4分間は阿部が積極的に攻勢に出ていた
もののゴールデンスコアの延長に入ると徐々に丸山がペースを握る
のだが、手の内を知った両者が1試合のみの決着戦という事で膠着
状態に入ってしまいTV放送も途中で終わるというハメに。
本戦での飛ばし過ぎがたたったのか延長に入ってペースダウン
気味だった阿部は中指や鼻血の治療を施されるなど押され気味の
雰囲気になっていたのだが、やはり最後は若さでスタミナ勝ちし
た形で最後まで攻める姿勢を崩さなかった阿部に凱歌が上がった。
それにしても延長はサドンデスという事や先述したように1試合
だった事もあり両者はガマン比べ状態になっていたし、さすがに
20分となると東京五輪の頃並みの試合時間だから正しく死力を尽
くす死闘となったわけだ。
丸山は残念だったが阿部としては丸山との今回の死闘が五輪本
番で必ず役に立つと思うし、丸山のためにも何としても金を取っ
て欲しいと思う。
ちなみに中継したのはTV東京で1試合のみという事から前振り
がやたらと長く、ようやく始まったものの20分もの延長は想定
外だったようで放送時間が終わってしまいネット配信に切り替え
て見たのだが少しばかり手間取ったため切り替えの間に決着が
付くのではとヒヤヒヤしたものだった。
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