機動戦士ガンダム誕生秘話があり

 昨日BS1スペシャルで機動戦士ガンダム誕生秘話がOAされていた
ので見ていたら、高3の長男が帰宅して一緒に見る事になったのだ。

 長男は小学校の頃に女房の友人から土産にガンプラをもらって組
み立てていた事からガンダムに興味を持ち動画サイトやBSの再放送
などでよく見ているのだが、さすがに番組開始当初の話は知らなか
ったようで興味津々で一緒に見ていたのだから父と息子のありがた
い時間になった。

 今年はガンダム放送開始40周年という事でNHKでの特集がよく
あったわけだが、こういうアニメ系は基本的にBSプレミアムでの
OAが中心でBS1でのOAというのは珍しいのではないかと思う。

 登場したのは富野由悠季をはじめ安彦良和や大河原邦男に板野一
郎、声優の古谷徹や池田秀一に潘恵子らで潘恵子に至っては長男に
してみると潘めぐみの母親と言って驚いていたようだ。

 また板野氏に関しては長男にとってはウルトラマンネクサスのス
パイダーミサイルや、ウルトラマンメビウスの劇場版で使われたア
イスラッガーや八つ裂き光輪の映像のイメージがあるようでそちら
から入っていた。

 ガンダムの放送が始まったのは79年4月7日で土曜17:30からと
いう事は実際のファンだった中高生よりも、小学生をターゲットに
していたという事なのだろう。

 土曜の17:30といえば当時は野球部だったので見られてなかった
のだがクラスのアニメファンの同級生が2学期ぐらいから、やたらと
授業中に暇つぶしでノートに落書きしていたのを思い出すわけで妙
に角ばったロボットだなというイメージだった。

 だから個人的には再放送で見ていたクチだから、そういった連中
が多いしビデオなどの録画機もない時代だから視聴率が振るわない
のは仕方ないと思う。

 面白いのはヤマトも手掛けたスタッフがいたので9話を残して打
ち切りになっても、ヤマトも同じ状態だったので思ったより動揺し
なかったという話。

 まぁ考えてみればリアルな人物描写や世界観を前面に押し出した
作品はヤマトだけでなくウルトラセブンなど最初のOAでは視聴率
的に苦戦するというジンクスがあるので、再放送やレンタルビデオ
or DVDなどで何度も繰り返して視聴者が見ているうちに多くの人
から評価され始めるというパターンが多い。

 そうしてみると後の有名なクリエーターが多く関わっていた事も
含め、ガンダムも息の長い名作の条件を備えていたという事だろう。

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