またしてもクリーブランドに栄光は輝かず

ウォリアーズ、40年ぶり頂点=キャバリアーズ及ばず―NBA

 今年のNBAは今日がファイナルのG6で3勝2敗と王手をかけたゴー
ルデンステート・ウォリアーズが地元のクリーブランド・キャバリ
アーズに105-97で勝ち40年ぶりの優勝を飾った。

 ステファン・カリーを中心にした‘スプラッシュブラザーズ’を
擁するウォリアーズに対し、キャバリアーズはマイアミ時代に優勝
経験のあるレブロン・ジェームズが中心ではあるがケガ人続出で開
幕スタメンがレブロンのみになってしまいG2とG3を取ったものの
王手をかけられてホームに戻ってきた。

 G6もレブロンの孤軍奮闘空しくという感じだったが、今回意外な
話題だったのはウォリアーズが勝てば40年ぶりで最長ブランク優勝
なのに対しキャバリアーズが勝てばクリーブランドのプロチームと
しては64年にブラウンズがNFLでの優勝を果たして以来の優勝と
いう事になってた。

 つまりクリーブランドのチームはNFLで64年にブラウンズが優勝
しているもののスーパーボウル創設前のものなので、MLBのインディ
アンズは48年を最後にWシリーズの優勝がないのだ。

 そういえば89年に製作された映画・メジャーリーグではインディ
アンズが‘最後に優勝したのは34年前’という描写があるぐらい
勝てないので有名だったのだが、映画が製作された頃から実在のイ
ンディアンズが強くなり95年には45年以来のリーグ優勝を飾る。

 ただしWシリーズではアトランタに2勝4敗で敗れたし97年も
2年ぶりにリーグ優勝しながら、Wシリーズでは300億円補強をした
マイアミ相手に9回表までリードしたものの土壇場で追い付かれる
と延長でサヨナラ負けを喫し再び敗退となり以降はNYヤンキースが
全盛を迎えた事もありリーグ優勝すら逃している。

 ちなみに95年の相手・アトランタも70年代以降Wシリーズでは
91年ミネソタ、92年トロント、96年&99年NYヤンキースと全て
敗れているのでインディアンズにとっては痛恨ではあった。

 今回のキャバリアーズも先述したようにレブロン・ジェームズ
が奮闘したものの開幕時のスタメンの選手達がケガで不在という
不運からウォリアーズに敗れたわけで、またしてもクリーブラン
ドのチームの優勝はならなかった。
 
 MLBのインディアンズやNFLのブラウンズにNBAのキャバリアーズ
の3チームの中で、ブランクを埋めてクリーブランドに優勝を
もたらすのは いつ、どのチームになるのだろうか?

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 日本劇場公開... 雨さえ激しく... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。