2015選抜高校野球,第7日

敦賀気比、仙台育英破る=浦和学院と静岡も8強―選抜高校野球(時事通信) - goo ニュース

 大会7日目の注目カードは第2試合の敦賀気比-仙台育英戦で共に
初戦で完封勝ちした気比・平沼と育英・佐藤の投げ合いが予想される
ので、月並みではあるが打線が いかに援護するかがポイント。

 第1試合は初戦で7点を奪い立命館宇治を一蹴した静岡打線を木更
津の2人の投手陣が3点以内に抑えられるか。

 第3試合は選抜王者対決を制した浦和が大曲工の挑戦を受ける形
だが、埼玉県勢は02年の浦和学院以外は平安に勝った次の試合で
敗れるケースが多いので そういうジンクスを払拭したいところ。

 第1試合:静岡 4-2 木更津総合

 1回と3回にヒットで出たランナーが盗塁失敗しチャンスを逃した
静岡は先制された直後の4回にヒットで出塁した1番をバントで送り
2アウト後4番&5番の短長打で逆転すると、5回にも1アウトから8番
がヒットで出塁し2アウト1・2塁から2番の2ベースで3-1とリードを
広げる。

 木更津は3回にヒットで出塁した9番をバントで送り2番のタイム
リーで先制するが8回まで毎回ヒットのランナーを出しながら得点
できず、8回など2アウト1塁から連打で満塁とするものの無得点。

 迎えた9回に静岡は2番手の鈴木から四球とバント野選などで2ア
ウト満塁から暴投で待望の追加点を挙げると、木更津もその裏に
2アウト1塁から連打で1点返したものの静岡から逃げ切られた。

 木更津の早川と鈴木の両投手は強打の静岡打線を8安打に抑えた
のに対し打線は静岡の村木相手に毎回の14安打を浴びせたが、7回
まで得点した3回以外は1安打づつと得点に結びつかず特に8回に
ランナーを1人置いて出た連打が2塁にいれば流れが木更津に来た
かもしれない。

 第2試合: 敦賀気比 2-1 仙台育英

 4回まで2回を除いてランナーを出しながら得点できなかった気比
だったが、5回に8番がヒットで出塁するとバントと四球で1・2塁から
2番の1塁ゴロで2・3塁とし3番のタイムリーで待望の先取点を挙げた。

 一方の育英は6回まで1安打に抑えれ7回に2アウトから2ベースが
出るものの代走が盗塁失敗、8回にも先頭の6番が2ベースで出塁し
たがランナーを進められず死球と暴投で2アウト2・3塁も得点できず。

 9回に育英は1アウトから3番&4番の連打で1・3塁から6番の2塁ゴロ
の間に3塁ランナーが返ったが、後続を絶たれて万事休す。

 5回の2点タイムリーは追い込んで1球外すべき球がストライクゾ
ーンに入って痛打を浴びた形で、それ以外は2回と8回を除いてラン
ナーを出しながら踏ん張っていただけに痛恨の1球になった。

 打線も前半飛ばしていた平沼を後半ようやく捉えていたのだが、
8回に2アウト2・3塁で1番の投手の頭を越すような打球が平沼のグラ
ブに当たって抜けなかったという不運もあった。

 ここで1点でも入っていれば最終回での逆転もありえただけに、
悔やまれる一打だった。

 第3試合:浦和学院 5-1 大曲工

 1回に大曲は2番がHRを放って先制した後に3番&4番の連打でチャ
ンスを作り2回にはバント失敗の併殺、3回は1番のヒットと暴投に
バントで1アウト3塁のチャンスも得点できず。

 浦和は3回に1アウトから8番&9番の短長打で2・3塁から1番の2点
タイムリーに悪送球で3塁に進み2番の犠牲フライで3-1とリードを
広げる。

 5回には7番&8番の長短打で追加点を挙げると8回にも3番の2ベースで
ヒットで出塁した9番を返し勝負を決めた。

 大曲も8回以外は毎回ランナーで浦和の8本を上回る10安打を打ち
ながら江口から要所を締められた形だった。

 

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