W杯アジア最終予選前半終了


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20211111-0317

 昨夜ベトナムのハノイで行われたカタールW杯アジア最終予選の
日本ーベトナム戦で、日本は前半に伊東純也の挙げた1点を守り切っ
て3勝目を挙げ勝ち点を9に伸ばしオマーンが中国と引き分けたため
グループBの3位に浮上した。

 試合は立ち上がりから日本がプレスを強め17分に大迫勇也のポス
トプレーから左サイドの南野拓実が上げたクロスをファーサイドに
走り込んだ伊東純也が決めて先制し、この得点から大量点を期待さ
れたのだが40分にも伊東が決めたかに思われたもののVARで田中碧
がシュートコースにいたと見なされオフサイドで取り消される。

 後半に入っても日本は追加点を狙って攻め込むもののチャンスを
生かせず逆にカウンターを許す場面も出て来たが、遠藤航を中心に
しっかり守りATには前線で途中出場の古橋亨梧が体を張ってボール
をキープし逃げ切った。

 スタッツを見るとボールポゼッションは64ー36と完勝しシュート
数も13ー7で枠内シュートも5-2と共に、ほぼ倍という事から負け
る要素はほとんどなかったと言える。

 こうなると4連敗中のベトナム相手という事から得失点差などを
考慮して大量点を取りたいところだったから1点しか取れなかった
と不満が募るのだろうが、まぁヨーロッパ組が経由地のロシアで
24時間缶詰状態になって合流して1日しか練習できなかった事や2
点目がVARで取り消されるなどの不運もあった中だからアウェーと
いう事もあり勝ち点3を取れたのは御の字だろうと思う。

 海外組がスタメンに半分以上の7人を数えるほどになっている現
在、海外組と合流しての練習時間が短いための連携不足が最大の
課題になっている。

 だからか1ヵ月2連戦が基本の今回のアジア最終予選で9月と10月
は初戦で敗れて2戦目で勝つというパターンに陥っている原因の1
つになっているのだが、そういった負の法則の中で勝ち点3を取っ
た事の方を喜ぶべきではないか。

 しかもベトナムの過去4試合の4連敗はアウェーでの3試合という
要素を見るのも重要で、唯一のホームゲームはオーストラリアに0
-1と踏ん張っているのだ。

 97年のフランスW杯アジア最終予選で最下位に終わったカザフ
スタンはホームではウズベキスタン・日本・韓国相手に1-1で引
き分けただけでなく、日本のライバルだったUAEには3-0で勝つ
などホームでは1勝3分と負けなしだったように最弱といわれる相
手もホームで強いチームもあるのだから現状では贅沢は言えない
だろう。

 ‘W杯予選は内容より結果’と連呼するマスゴミが、こういった要
素を無視して大量得点を奪えなかった事ばかり言うのは得意の手
のひら返しではないか。

 とりあえずホームで勝ってアウェーで引き分ける法則から行け
ばホーム2試合&アウェー3試合で勝ち点9になるので、形の上では
予定通りにはなっているので次のオマーン戦はコンビネーション
も熟成されるだろうから勝ち点3を期待したい。

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