ミラーマン33話ではインベーダーが使用したのがミラーマンを2次元の世界に
帰す特殊還元装置。
子供を人質に取り京太郎にミラーマンの変身するために必要な光を反射する
アイテムを全て捨てさせて宇宙船が飛来したスキに人質の子供の麦わら帽子
に付いていたバッジに飛び込んで変身しようとしたのだが、これこそがインベー
ダーの罠で異次元空間に監禁する装置だった。
ミラーマンは光を反射する物質に飛び込んで変身するのだが飛び込んだ異次
元の世界に長く滞在し過ぎると命を落とすという弱点があり、ミラーマンの父親も
コレで命を落としてしまう。
6話で倒されたキティファイヤーが絶命寸前に口から出した毒泡が復身する
時に飛び込んだ鏡に付着すると京太郎は異次元の世界から脱出できずに死に
かけるが、幸い父親の形見だったペンダントを使って復身に成功して事なきを
得ている。
ところが26話でインベーダーのトラックと正面衝突しそうになったタイミングで
サイドミラーに飛び込んだもののインベーダーが特殊光線を鏡に浴びせると、
脱出できなかったばかりかクモの糸のような物体から絡みつかれて身動きが
できなくなり失神して敵の基地に運び込まれて心臓部にエネルギー時限爆弾を
埋め込まれてしまった。
つまり過去インベーダーは2度ほど変身に使う光の反射物質に細工をして
ミラーマンを異次元空間に閉じ込める事に成功している。
ところが1度目は形見のペンダントで脱出され2度目はエネルギー時限爆弾を
埋め込んだものの公衆の面前で爆死されるため解放されたのだが、今回は遂に
ミラーマンを2次元世界に転送する装置が入っていた事になる。
冒頭で京太郎に対しインベーダーが‘体内に仕掛けたエネルギー時限爆弾も
用はなくなる’と宣言したのはミラーマンを2次元世界に転送してしまえば確かに
エネルギー時限爆弾も必要はないわけだ。
思えば円谷ヒーローは人間体の時には基本的に変身アイテムを所持している
のだがミラーマンだけが所持してない代わりに光を反射している物なら何にでも
飛び込んで変身できるという事になっているのでインベーダーの こういう作戦も
ミラーマンならではという事になるだろう。