同じ光の国なのに・・・

 今から40年前の今日12月27日にOAされたウルトラマンレオの
ババルウ星人編で、ウルトラマンタロウの25話以来ウルトラの星の
光の国が登場したのだった。

 光の国にあるウルトラタワーをアストラに化けたババルウ星人が
襲撃して、内部にあるウルトラキーを盗み出したためウルトラの星が
暴走し地球と衝突しそうになるという展開だ。

 当然ながら地球から数万光年離れたウルトラの星が地球と衝突し
そうになるのだから本来ならばナンセンスな内容ではあるが、そこ
にはあえて触れないものの最大の問題はウルトラの星が荒涼とした
原野になっていた事だろう。

 つまりタロウに登場した光の国は未来様式の建造物が林立する夢
の国的な感じだったのだが、今回のEPでは先述したような建物も
なく殺風景な荒野の中に地下シェルターのような所からゾフィ以下
のウルトラ兄弟達が走って出て来るのだから妙な感じではある。

 東宝映画のモスラではモスラの島・インファント島の原住民を日劇
ダンシングチームが演じて壮大なイメージがあったのだが、モスラ対
ゴジラから南海の決闘と話が進むにつれて原住民の数が減って行き
違和感を感じたことがあった。

 モスラ同様に予算的な大人の事情もあったのだろうが、タロウの時
から光の国の描写が ここまで変わってしまうのは驚くし、せめてライ
ブフィルムを流用するぐらいの配慮があってもよかったのではないか
と思う。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
本来ならレオ兄弟+6兄弟になって欲しかった。 (アミーゴ今野)
2015-01-01 12:26:30
実際登場したウルトラ兄弟は(セブン=ダンは隊長役としてレギュラー出演していたことは別にして)ゾフィ、マン、ジャック、エースの4人。なぜならセブンは変身できなくなっているし、タロウはバッチを返したからである。後者は書籍によれば「二人は分離した」と書かれてあったり「光太郎の姿で地球に留まった」と書かれてある場合がある。
 
 
 
そういえば (こーじ)
2015-01-01 20:12:34
>アミーゴ今野様
 東光太郎とタロウ分離説を裏付ける要素に本編でのタロウの声が篠田三郎だったのに対し、劇場版から石丸博也に変更されていたので石丸氏の声が本当のタロウの声という事になるのでしょうか。
 
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