いつまで魁皇に頼る!

魁皇が通算1000勝=千代の富士に次ぎ2人目―大相撲(時事通信) - goo ニュース

 大相撲5月場所も今日で千秋楽。 優勝は13日目に白鵬が早々と決めて
いたので千秋楽の興味は魁皇の千代の富士に続く通算1000勝なるか?
だった。 

 そして結び前の一番で琴欧州に勝って見事に1000勝を達成し、場内の
盛り上がりは最高潮に達していた。

 確かに88年の初土俵から積み重ねた1000に届いた勝ち星を讃える事に
異論はないのだが、やはり引っかかるのが‘他の若手力士は何をやって
いるのか’というもの。

 今場所は関脇・小結が全員日本人となって話題になったのだが勝ち越した
のは関脇・稀勢の里と小結・琴奨菊の2人だが共に千秋楽で敗れ琴奨菊は2
桁勝利を逃し、稀勢の里も8勝止まりと大関を狙うには物足りない成績に
終わった。

 特に毎場所のように日本人大関候補1番手と言われる稀勢の里は琴光喜
には勝ったものの他の横綱大関陣相手には1勝もできず、千秋楽には朝
赤龍にも敗れて勝ち越すのがやっとという8勝だ。

 大関候補なら最低でも2桁勝利を挙げないといけないのに、今の成績では
大関候補すら名乗る資格はない。

 一方の琴奨菊は日馬富士と魁皇に勝って9勝したものの2桁がかかった
千秋楽に5枚目の白馬から敗れて2桁勝利を逃している。
 栃煌山も7勝7敗で迎えた千秋楽に時天空から敗れて負け越すなど日本
人三役は‘終わりよければ全てよし’とは真逆の結果に終わっているのだ。

 ちなみに千秋楽で‘把瑠都は10勝に終わりました’という実況を聞いたが
大関陣で大関の勝ち越しと言われる2桁勝利を挙げたのは新大関の把瑠都
のみだから、新大関となって最初の場所という事を差し引けばある意味
立派な成績だろう。

 巷では魁皇の体はボロボロといわれているが、勝ち越すのがやっとという
8勝しかできないようでは例え1000勝しても心から喜べないはずだ。
 こういう魁皇に千代の富士の記録を破られるという事は日本人若手力士に
とっては屈辱だと思うのだが。  

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