北京五輪競技第7日:柔道ニッポン最後の砦死守！

　最初は競泳。
　女子200ｍ平泳ぎファイナルは金藤理絵が7位、種田恵が 8位入賞。
　アメリカのレベッカ・ソニが世界記録で金。
　男子200ｍ背泳ぎで持ちタイム3位の入江陵介が、5位に入った。
　アメリカのライアン・ロクテが世界新で金。
　北島もデビューはシドニーで4位が最高だったから金籐や種田、入江
らはロンドン以降が楽しみな存在だ。
　男子200ｍ個人メドレーでは高桑健がSファイナル同様5位に入る。
　マイケル・フェルプスが、またも世界新で金。　

　女子200m背泳ぎSファイナルは中村礼子が、1組2位で全体 4位でファ
イナル進出。
　一方で伊藤華英は1組7位で全体12位で敗退した。
　また男子100mバタフライのSファイナルでも藤井拓郎が 2組4位・全体7位でファイナル進出。　

　今日から陸上競技が始まる。
　男子100m1次予選は朝原宣治は4組4位となりタイム1位で、塚原直貴は
10組2位で夜の2次予選進出。
　男子ハンマー投げで連覇を狙う室伏広治が予選1組に登場、一投目で
予選通過ラインをクリアして明後日のファイナル進出を決めた。

 　女子ソフトボールは優勝候補筆頭のアメリカに0－7でコールド負けし3勝
1敗に。

 　柔道は最終日。
　女子は78㌔超級で前回金の塚田真希と男子100㌔超級には石井慧が
登場。
　塚田は初戦でフランスのアナソフィー・モンディエールに効果で先制
されるが、大外刈りで逆転勝ちするとQファイナルではメキシコのバネッサ・
サンボッティを攻めまくり横四方固めで一本勝ちし Sファイナル進出。

　石井も初戦でイタリアのパオロ・ビアンケシと対戦し体落としで有効を
奪い、その後は内股で一本勝ち。
　2回戦ではエジプトのシェハビに体落しで有効を奪い大内刈りで一本勝ち
すると、Qファイナルでは前回銀メダリストのロシアのトメノフに指導で先制
した後に上四方から横四方に固め一本勝ちし男女揃ってSファイナルに
進出。

 　Sファイナルでは塚田はスロベニアのポラウデルと対戦し2つの指導で
圧倒し最後は抑え込んで一本勝ち。
石井はグルジアのラシャ・グゼジャニを圧倒して指導を奪って大内刈りで
有効を奪うと巴投げを潰して抑え込み上四方固めで一本勝ちしファイナル
進出。

　ファイナルでは塚田が宿敵の佟文相手にペースを掴んで有効まで奪い
残り10秒までリードしながら、一本背負いを食って逆転負け。

　一方の石井はウズベキスタンのタングリエフを圧倒して2度の指導を奪っ
て優勢勝ち。

　最後の最後で男子は意地を見せた。

　野球は星野ジャパンは前日、台湾に苦戦しながら6－1で逆転勝ちすると
オランダにも6－0で完勝した。　　

　大会前半を盛り上げた女子バドミントンダブルスの前田・末綱組は3位
決定戦で17－21、10－21の0－2で敗れる。

 　陸上は男子100m2次予選で塚原が1組2位でSファイナル進出したが、
朝原は3組8位で敗退。
　女子3000m予選の早狩実紀は1組16位で予選敗退。
　また男子400mハードルでも成迫健児が1組5位で、為末大が4組4位と
なり共に予選敗退。

　女子サッカーのQファイナルで日本は中国と対戦し、15分に沢のゴール
で先制すると、後半残り10分で永里が決めて2－0で振り切り初のSファイ
ナル進出となった。