山城跡探訪がプチ登山に

 店休日と振り替え休日が重なった昨日は午前中 貴乃花部屋の朝稽古見学に
行った後に午後からは城井ノ上城跡まで行く事にした。


 来年のNHK大河ドラマは黒田管兵衛で その宿敵が城井城を築いて抵抗した
宇都宮鎮房という事で女房の実家に帰省する時に通る築城町には宇都宮鎮房の
ノボリが飾られている事もあって息子達の歴史の勉強にもなると思い立った。


 よくしたもので英彦山登山をして女房の実家に行く時に城井川の上流から寒田の
あたりを通った事があって、そこに宇都宮氏の記念碑が立っているのを知って
驚いたし同姓という事から縁があると思っていた。


 更に40年前にOAされた水滸伝には梁山泊の山塞が登場するし息子達にも
見せていたので山城に ついて興味はあったので頃合はよしと考えていたのだ。


 12:50に家を出て40分ほどで城井川沿いに到着し上流まで上がって行くのだが、
途中で宇都宮氏の旧邸なども見ようと思ったものの案内標識が小さいのでスピード
を出せないから寒田に着くまで意外に時間がかかった。


 そこでとりあえず山城を見てから麓の方を回ろうと考え、一気に牧の原キャンプ場
まで走らせた。

 
 駐車場に車を停めて歩き英彦山方面との分岐点に宇都宮氏の碑の前で記念
写真を撮ってから鬱蒼とした木立の中を歩くと肌寒いぐらいで10分ほど歩くと
三丁弓の岩に到着。


 ここは城井ノ上城の最前線にある切り立った岩崖で三丁の弓だけで大軍でも
防げたというのも納得するぐらいで‘梁山泊にも こういう箇所があったのだろう’
と思いを馳せながら5分ほど歩くと城への登り口に到着。


 それから城門にあたる巨岩に覆われた部分を通過するのだが人が1人やっと
通れるぐらいの狭さだけでなく、急な岩場まであるから‘これなら大軍で攻め
込んでも意味なく撃退されてしまうだろう’と思う。


 ここを這い上がるようにして中に入ると あとは遊歩道で途中にあった祠の
ようなのが城の中心だったのだろうと思い、そのまま20分ほど山道を歩いて
行ったのだが16:00台までに帰宅しないといけなかったため15:00の時点で
引き返すことにした。


 まぁ山城というのは敵から攻められた時のみ稼動するもので普段は麓の館に
住んでいるというのも納得できるぐらい大変な所で当然 城の所在を誇るような
楼閣もなく、子供達にとってはピンと来ないだろうが巨岩でできた城門こそリアリ
ティ溢れるもので難攻不落という言葉がピッタリくるものだった。


 それにしても駐車場から城門まで肌寒いぐらいだったのが城門を潜って遊歩道を
歩くと5分もしない間に汗ばんできたためTシャツ姿で登る事になったのだが、
考えてみると息子達は英彦山登山で慣れているものの娘は経験がないため将来
英彦山登山をさせるためのプチ登山になった形だ。


 そういうワケで山城見学がプチ登山になったので次回行く時は もう少し時間に
余裕を持って行かないといけないだろう。

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