今日は冬至

　今日は冬至。

　1年で1番日が短い1日だし、毎年カボチャ料理を食べて柚子風呂に入るのが
我が家の恒例行事になっている。

　長男の小学校の給食は20日で終わりだったのだが、カボチャのポタージュ
スープが出るなど冬至を意識したメニューになっていた。

　ちなみに今年のカボチャ料理は魚料理の日だったので、カボチャの煮つけに
なり美味しく食べる事ができた。
　私は子供の頃 カボチャの煮つけは決して好きではなかったのだが、今は好んで
食べるし 子供達もカボチャの煮つけは大好きというワケで料理の上手い女房に
感謝である。

　柚子風呂は子供達と一緒に入る。
　あまり入れ過ぎると肌がベトベトしたり、かゆくなったりするため1・2個にするの
だが それでも香りがよく普段の湯加減とは違うし湯冷めしづらいのが嬉しい。
　子供達も柚子が珍しいのだろう、弄びながら楽しんでいた。

　我が家は祖父母がいたからか こういう行事は必ず行っていたのだが土用丑の
日のウナギ料理や、お彼岸の おはぎに子供の日の柏餅などは楽しみにしていた
のに対し冬至のカボチャ料理や正月の おせち料理は決して好きで食べていた
わけではない。

　ただし毎年続けていたので習慣になったし、修行先の福岡や蒲田でも こういう
行事にちなんだ料理は出ていたので そのうちに苦にはならなくなっていた。

　本来ならカボチャを食べなくても柚子風呂に入らなくても大した事ないはずだが、
やはり子供達には日本の伝統文化を伝える意味でも こういう行事を必ず意識
させていきたいと思っている。

　それにしてもカボチャといえば外国ではハロウィンだが、日本では約2ヶ月遅れで
冬至を象徴するものとして認知されているのも面白い。