楽天 逆転勝ちでV!9回は田中が締めた(スポニチ) - goo ニュース
悲願の初優勝までマジック2で迎えたGイーグルスは今日 西武ドームで
ライオンズに4-3で逆転勝ちし、2位のマーリンズがファイターズに逆転負けした
ためリーグ優勝が決まった。
優勝の要因として何と言っても田中将大の開幕からの22連勝やMLBでも現役
だったアンドリュー・ジョーンズとケーシー・マギーのコンビがチャンスで結果を
残すという投打の柱がしっかりした事でもある。
ただ個人的にはイーグルス打線の3番に銀次が固定されたのも大きいと思う。
というのも05年の球団創設以来イーグルスの4番は外国人選手や山崎武司など
移籍組が打つケースが ほとんどで、8年間で生え抜きのクリーンアップを打てる
選手がいなかったからクリーンアップを打てる生え抜きの選手を育てないと優勝は
ないと考えていた。
実際4番や5番を外国人選手が打つケースが多いので3番は鉄平や松井稼頭夫
らが昨年までは打っていたし、今シーズンも開幕した頃は昨年の盗塁王である聖沢
諒が打つケースが多く これでは多くを望めないと思っていたら銀次が3番に座って
以来いい場面でのタイムリーなどが目立ち今日の試合を終えて打率は,320と
結果を残している。
つまり生え抜きのクリーンアップを打てる野手がレギュラーとして固定された
わけで、実際 交流戦までは先発を外れるケースが多かったのが交流戦明けから
3番ファーストで固定され7月下旬には一時打率トップに立つまでになっていた。
守備に不安があるので仮にマギーを1塁で起用していれば銀次のレギュラーは
なかったと思われるから、これは星野監督の大ヒットだろう。
正直言ってジョーンズやマギーは数年後にはチームを離れる可能性が高いが、
銀次がクリーンアップに定着すると打線に核ができるので銀次の3番定着は
イーグルスの隠れた優勝要因の1つだと思うのだ。